このアプリの「標準曲線」は、以下の研究データをもとにしています。
眼軸長パーセンタイル参照データ
Donovan L, et al.
Axial length measurements in school children with and without myopia. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2012;53(13):7554–7557.
doi: 10.1167/iovs.12-10548
眼軸長管理ソフトウェア
Brien Holden Vision Institute (BHVI).
MV-1 Myopia Management Software.
bhvi.org
🌏 アジア人のお子さまへの解釈について
このパーセンタイル曲線は、複数の国の子どもたちを対象にした研究(コホート研究*)のデータに基づいています。
日本を含む東アジア(中国・韓国・シンガポールなど)の子どもは、同じ年齢でも眼軸長がやや長い傾向があることが知られています。そのため、グラフ上で「やや高め」と表示されていても、必ずしも異常ではない場合があります。
パーセンタイルの位置はあくまで参考値としてご覧いただき、詳しくは担当医にご相談ください。
*コホート研究とは:同じ特徴を持つ集団を一定期間追跡し、身体の変化を調べる医学的な研究方法です。
🇯🇵 診察室でお見せしているグラフとの違い
このアプリのパーセンタイルは、上の BHVI(Donovan 2012・多国籍のコホート)の標準曲線にもとづいています。
一方、診察室でお見せしている OA-1 のグラフは、日本のこども(4〜15歳)のパーセンタイル曲線(文部科学省の児童生徒の近視実態調査と、東北大学が主導する COY-NEXT 研究にもとづくもの)を使っています。
もとになったデータが違うため、同じ測定値でも「◯パーセンタイル」の位置が多少ずれて見えることがあります。どちらも参考値としてご覧ください。
治療の効果についての主な出典
Chamberlain P, et al.
Optom Vis Sci. 2019;96(8):556–567.(MiSight・3年間の無作為化比較試験)
Chamberlain P, et al.
Ophthalmic Physiol Opt. 2024;44:199–205.(MiSight・6年間の延長試験)
Kinoshita N, et al.
Sci Rep. 2020;10:12750.(オルソケラトロジー+0.01%アトロピン併用・日本・2年間)
Lam CSY, et al.
Br J Ophthalmol. 2020;104(3):363–368.(MiYOSMART/D.I.M.S.)
Bao J, et al.
JAMA Ophthalmol. 2022;140(5):472–478.(Stellest/H.A.L.T.)
Lawrenson JG, et al.
Cochrane Database Syst Rev. 2025;2:CD014758.
Bullimore MA, et al.
Invest Ophthalmol Vis Sci. 2025;66(12):39.(IMI 2025)
※ 試験ごとに対象となった年齢・期間・評価の指標(屈折度数か眼軸長か)・比べた相手が異なります。そのため、報告された数値をそのまま治療同士の優劣として比べることはできません。当院では、数値の順位ではなく、進行の速さ・年齢・生活・ご家庭の考えから一緒に選ぶ形をとっています。
⚠️ このアプリは保護者の方への情報提供を目的としたものです。治療方針の決定は必ず担当医にご相談ください。