2020年6月– date –
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酸素不足で黒目に血管が生える(角膜パンヌス)
目が澄んでいて綺麗な理由は、 黒目(角膜)が、本来血管がない透明な組織だからです。 透明な角膜を通して奥にある「虹彩」が透けて見えているため、黒目または茶目と呼ばれます。 虹彩が青いアメリカ人やヨーロッパ人は青い目、北欧の人は緑色など。 角... -
コンタクトの処方箋のみの発行はしていません
たける眼科 は、コンタクト店を併設していません。 検査・診察後、初めてのかたには装用指導を行ったうえで、コンタクトレンズを院内交付します。 医師・視能訓練士から責任をもって、取り扱いについてお話しています。 取り扱いメーカーは最小限で、患者... -
こどもの近視進行抑制(予防)のサプリメント
スパイスとして広く用いられているサフランの成分「クロセチン」が近視進行抑制(予防)に効果がある お話です。 - 都内小学生の約 80%、都内中学生の約 95%が近視 - 近視の人口は急増し、2050年には47.6億人(世界人口の49.8%)が近視になると試算されて... -
たばこで引き起こされる目の病気
2019年、FDA(米国食品医薬品局)からたばこのパッケージに印刷する13種のデザインが公開されています。 たばこが引き起こす健康被害への警告: U.S. Food and Drug Administration たばこで引き起こされる目の病気 https://www.fda.gov/ たばこが引き起こ... -
MR・企業のかたの訪問について
クリニックを運営するための必需品も多く、常日頃から多くの会社のかたにお世話になっています。 患者さん・スタッフの安全に鑑み、 企業のかたがクリニックにいらっしゃる際には、事前に連絡をお願いすることにしました。 担当のかたからpdfで頂く情報も... -
お茶と緑内障の関係
緑内障の診療では、点眼・レーザー・手術によって眼圧を下げることが標準治療(大規模な科学的根拠に裏付けられた治療)です。 眼圧以外にも、緑内障に関わる因子は、 血管の調節・酸化ストレス・自己免疫などがあります1-3。 血管の調節: 日常診療では、... -
ITを使う眼科診療
開院当初より、IT活用で患者さんとスタッフ 双方の利便性を高められるよう考えています。 1年と少し前に書いた記事です。 » 待ち時間について/院内ITシステム構成 ITを使う眼科診療 この2か月くらいで、いくつか新しくしました(下記)。 3bees予約システ... -
エタノールを、手指消毒用スプレーとして使う方法
3月頃には、アルコールの在庫が少なくなりだいぶ不安でした。 福岡の医師会経由でなんとか仕入れることができました。ありがとうございます。 エタノールを、手指消毒用スプレーとして使う方法 そのまま使うと、手荒れしてしまいます。 エタノールを、手指... -
まだ手術しなくても良い白内障
加齢にともない水晶体は変化し、白内障と呼ばれる状態になります。 「白内障と診断されること」=「手術を必要とすること」ではありません。 まだ白内障手術をしたくない、という方も多くいらっしゃいます。 早い段階の白内障では見え方の変化は軽微で、適...
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