2024年– date –
-
糖尿病と目:網膜症を早期に見つける”FAZ”の重要性
血糖値が上昇すると、血管は内側から少しずつ傷んできます。 体内で最も細い血管が、最も影響を受けやすいことがわかっています。 最も細い血管の一つが、網膜の血管:糖尿病は目の中の血管「網膜血管」に影響を与え、気づかないうちに視力に影響が出る可... -
緑内障レーザー治療SLT|2024年 30論文の検証
緑内障は手術で治るのではありません。眼圧がどうしても下がらなくなった時に、緑内障手術が考慮されます。 手術をしない治療法で眼圧を下げることができたら良いですね。 点眼薬による眼圧コントロールが難しい場合、手術の前に検討される非侵襲的な治療... -
弱視指示書発行に関しての方針
弱視は、療養費の支給があります。治療用の眼鏡を処方したのち、弱視指示書を健康保険の組合窓口等に書類を提出していただいています。 開院以来、たくさんの弱視のこどもたちの診療に携わることができています。弱視は、改善してくることがとても多いです... -
遠視・近視・乱視:わかりやすく理解する方法
遠視・近視・乱視:実はどんな状態でしょうか。 遠くが(近くが)みづらい? 乱れて見える?近くがみづらいってことは、老眼? どんな見え方になるか:漢字の意味から理解しようとすると、わかりづらくなるようです。 一般的な内容の記載です。 遠視・近... -
新しい眼科診療:網膜をみる「ミランテ」超広角眼底カメラ導入後3年
2021年夏から超広角眼底画像解析装置を導入する機会に恵まれ、格段に眼科診療が変わりました。良かったことがほとんどです。 以下に項目を列挙します。 新しい眼科診療(網膜):「ミランテ」超広角眼底カメラ導入後4年 負担のかかる「散瞳」が不要になり... -
視野検査の予約:WEB予約の活用
眼科診療が良い方向へなるように、日々改善を続けています。ITも利用して、なるべく便利にしたいと思います。 暗室を使用する「視野検査」の予約:WEB予約でも対応できるようにしました。 (1) ハンフリー視野検査:自動(2) 動的視野検査(GP):手動 (1), ... -
診療内容やアクセス:AIで簡単に確認できるようになりました。
ホームページの記載、どこにどんなことが書いてあるか探すのが大変🙂↕️ この画面下・右下のAIさんに思った通りそのまま聞いていただいたら、今まで書いてきたホームページ内の文章の中から、返答をしてくれます。 診療後に、... -
「緑内障」の意味とは?ことばの定義・進行具合に合わせた検査方法
緑内障は、特に言葉のイメージが強いかとおもいます。 「緑内障の定義」とは? 緑内障は,視神経と視野に特徴的変化を有し,通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である。 日本... -
「乾く」「ドライ」ではなくても「ドライアイ」とは?
ドライアイ、の言葉から受けるイメージとは違っても、ドライアイの判断となることが多くあります。 ドライ・アイ=目が乾くという言葉がとても簡単でわかりやすいですが、「ドライアイ」には、「乾く」「ドライ」以外の意味がたくさんあります。 現在のド... -
「眼球内の炎症」網膜剥離:早期発見の重要性
裂孔原性網膜剥離は、網膜に穴が空いて網膜が剥がれてきてしまう病気です。 近視が強いかた(=“目がとても悪い”かた) アトピー性皮膚炎のあるかた 目をぶつけた(外傷)あと 網膜がはがれてくる過程で、目の中(眼球内)に炎症が広がります。 目の中の炎...
12