2025年1月– date –
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小児のぶどう膜炎「全身を映す眼の中の炎症」早期発見の重要性と治療
6歳の女児が、両親に「目が赤い」と訴えて眼科を受診しました。 診察時、特に痛みの訴えはありませんでしたが、細隙灯顕微鏡検査で前房内に炎症細胞を認め、両眼性の前部ぶどう膜炎と診断されました。さらなる精査により、若年性特発性関節炎(JIA)の合併... -
ADHD治療薬「コンサータ」の副作用:緑内障リスクを高める可能性
注意欠如・多動性障害(ADHD)の治療において重要な役割を果たすメチルフェニデート(コンサータ®)。目のピントが合いづらくなるなどの副作用を持つことがわかっています。 しかし、その使用にはもっと慎重な眼科的モニタリングが必要かもしれません。 20... -
前部ぶどう膜炎の再発リスク:最新の大規模研究からわかったこと
前部ぶどう膜炎は、目の炎症性疾患の中で最も一般的な病気の一つです。 多くの患者さんから「再発するのでしょうか?」「反対の目も影響を受けるのでしょうか?」といった質問をいただきます。 昨年秋に、この重要な疑問に答える大規模な研究結果が発表さ... -
メガネは視力を悪化させるか? 科学的根拠に基づく考察
「メガネをかけると目が悪くなる?」メガネの使用が視力に与える影響については、長年にわたりさまざまな誤解が存在してきました。 最新の科学的知見に基づき、メガネの使用と視力の関係について解説します。 メガネは視力を悪化させるか? 科学的根拠に... -
2025 あけましておめでとうございます
開院して7年目となりました。 「手術設備を持たない眼科」自分が思った通りにやってみました。 高取商店街の小さな眼科です。開院以来アップデートを重ねて、目のほとんどのことがわかる設備を整えることができました。 ぶどう膜炎・緑内障・こどもの目(...
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