こどもの目– tag –
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こどもの近視:説明の方針
小児の近視に対する研究は世界中で進んでいて、眼科関連の学会でも重要な話題になっています。「眼光学」の分野:まだわかっていないことも多いです。現時点での最新の知識を共有します。(近視に関して、2018開院時から今まで書いてきた内容のまとめです... -
「メガネをかけたサッカー選手」:スポーツ用のメガネとは?
“メガネかけていても、激しいスポーツはできます”メガネをかけて世界の試合で大活躍している、一流のサッカー選手たちのご紹介です。 スポーツ用のメガネは、FA・FIFAなどでも認められています。 FA: The Football Association, フットボールアソシエーシ... -
開院3周年:診療方針「説明を尽くす仕事」
本日でちょうど開院3周年となりました。たくさんの方にお世話になって現在があります。いつも本当にありがとうございます。 手術室のない小さなスペースの眼科で、説明を尽くす仕事をすることにしました。地域でたくさんの患者さんの診療にあたらせていた... -
近視進行抑制:科学的根拠のお話
毎日の診療でお話する際、またホームページで文章を記載する際には本当に科学的根拠が得られているのか(=エビデンスレベルが高いのかどうか)を、大事にしています。 「免疫学・ぶどう膜炎」の観点から、目の病気を考えると多くのことが理解できてきまし... -
こどものメガネはいつから必要でしょうか(基準)
メガネの必要な視力とは:“視力0.7以下になったら”などの基準は、ありませんでした。 裸眼視力・学校検診の判定(A, B, C, D)も、日によってばらつきがあります。 上手に裸眼視力を答えられないことがあります。視力検査の技術により、正確な矯正視力・屈... -
こどもの見える力を育てる「眼鏡」
”こどもにメガネはかわいそう”“メガネはまだしない方が良いのでは”“かわいい👦👧ちゃんがメガネの顔になってしまうなんて””メガネをかける時期じゃないって、おじいちゃんおばあちゃんに言われた” 目の中(網膜)でピントを合わせた見え方に... -
色覚異常の世界
色覚異常:2つの検査を準備しています。○石原色覚検査表○パネルD-15 “色覚異常は治らない”生まれつき他の大勢のひととは違う世界の中で暮らしています。“異常”という言葉が、適切ではないのかもしれません。治療法がない、というよりは、多様性のひとつと... -
弱視の原因(こどもの目の発達)
赤ちゃんは生まれてからたくさんのものを見て、見える力を育てていきます。 網膜に入った光は、頭の後ろ(大脳皮質後頭葉の一次視覚野)へ伝わり、情報を処理する能力が育ちます。:網膜からの情報が、神経細胞のシナプスをつなげていきます。 「弱視」と... -
コロナで増加している「近視」:こどもの目の健康の危険
数か月で近視が進んだ(=短期間で目が悪くなった)こどもさんが、とても多くなっています。 コロナウイルス感染症流行期の「デジタルデバイスの使用時間増加によるこどもの目への影響」 世界中から次々に論文が発表されています。 Digital Screen Time Du... -
近視進行抑制:クロセチンの内服(サプリメント)
慶應眼科の先生からサンプルをたくさんいただいていた近視のサプリ、 購入していただけるように準備しました。 ○ クリアビジョンジュニア ¥1,620 (税込) → 甘くておいしいため小さなお子さんに良いです、クロセチン濃度は低い ○ クリアビジョ...