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緑内障・網膜のスクリーニング(眼科ドック)|福岡市早良区高取 たける眼科

目の病気を早期発見|完全予約制で待ち時間を最小限に抑えた、精密・包括的眼科検診

東京にはあって、福岡にはない「眼科検診」。
緑内障の不安から身を守るために知っておきたいこと

「以前住んでいた東京では、区役所から『眼科検診』の案内が届いていたのに、福岡に来てからは全く届かない」

先日、東京から福岡へ転居されてきた患者さんから、このようなご相談をいただきました。

福岡市には、一般的な健康診断としての「眼科検診」の制度が存在しません。

「えっ、会社の健康診断や『よかドック』を受けているから大丈夫じゃないの?」と思われた方ほど注意が必要です。なぜなら、一般的な健康診断だけでは、日本人の失明原因第1位である「緑内障」の初期の兆候(サイン)を見落としてしまう可能性があるからです。

今回は、なぜ自治体によってこのような「格差」があるのか、そして公的な検診がない福岡で私たちが自分の眼を守るために何ができるのかについて、眼科専門医の視点から分かりやすく解説します。

東京と福岡、これほど違う「眼の守られ方」

日本の眼科検診制度は、住んでいる場所によって大きな違いがあります。

東京都の場合:能動的な「プッシュ型」

東京23区の多くでは、40歳、45歳、50歳といった節目の年齢になると、区から自動的に「眼科検診の受診券」が送られます。

行政が「そろそろ眼の病気が増える年齢なので、検査を受けてください」と背中を押してくれる仕組み(プッシュ型)が整っているのです。これにより、自覚症状がない多くの潜在的な病気が早期に発見されています 1

福岡市の場合:受動的な「条件付き」

一方、福岡市の健康診断(よかドックなど)では、眼の検査は「必須項目」ではありません。

医師が「血圧や血糖値が極めて高い」と判断した場合にのみ、オプションとして眼底検査が行われる仕組みです 2

つまり、「血圧も血糖値も正常な、健康な人」ほど、眼の検査を受けるチャンスが公的に閉ざされているのが現状です。

自治体名制度名・費用(目安)眼科検診の実態専門医の視点
福岡市よかドック
約500円
条件付き
内科等での健診結果により医師が判断。眼科への紹介受診が必要になるケースが多い(紹介摩擦)。
多くの市民にとってハードルが高く、自覚症状のない緑内障は見逃されやすいシステムです。
北九州市元気発掘!特定健診
無料
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/19100073.html
条件付き
費用は無料だが、検査対象になるには血糖や血圧などの基準をクリア(悪化)している必要がある。
「無料」で受診しやすい点は優秀ですが、やはり「健康な人の眼」はチェックされません。
大牟田市病院健診など
費用は実施機関による
https://omutatenryo-hp.jp/checkup
一部で眼圧検査あり
中核病院(天領病院等)での健診では、眼底だけでなく「眼圧」が含まれる場合がある。
眼圧検査が含まれる点は先進的ですが、正常眼圧緑内障の発見にはOCTが必要です。
中間市特定健診
費用は実施機関による
https://shinnakama.or.jp/for-patient/health-check/specific-health-checkups/
即時連携が可能
病院内での健診が多く、必要と判断されればその場で眼科へ案内される体制がある。
院内連携により受診の手間は少ないですが、あくまで対象は「高リスク者」に限定されます。
大野城市特定健診
700円
https://mykoho.jp/article/272230/9703023/9765324
若年層カバーあり
15〜39歳の「若年者健診」を実施しているが、眼科検査の基準は同様に厳しい。
若い世代への意識付けは素晴らしいですが、眼科検診としてはスクリーニング機能が弱いです。
久山町住民健診
500円(がん検診等)
https://www1.g-reiki.net/town.hisayama/reiki_honbun/q032RG00000683.html
高水準な研究レベル
世界的な疫学調査(久山町研究)の土壌があり、住民の検査に対する意識と実施密度が極めて高い。
日本でも稀有な「理想的」なモデルですが、他の自治体で同様の質を求めるのは困難です。

「視力はいいから大丈夫」が一番危険な理由

「私は健康診断で視力は1.2だったし、血圧も正常だから関係ない」

そう思われている方こそ、実は「緑内障」のリスクにさらされています。これは、日本特有の医学的な事情が関係しているためです。

日本人の緑内障の7割は「眼圧が正常」

緑内障というと「眼圧が高くなって神経が圧迫される病気」というイメージがあるかもしれません。しかし、日本で行われた大規模な調査(多治見スタディ)によると、緑内障患者さんの約7割は、眼圧が正常範囲(21mmHg以下)であることが分かっています 3

つまり、一般的な健康診断で「視力」や「眼圧」だけを測っていても、日本人の緑内障の大半は見つけることができません。

「見えない」ことに気づかない「Silent Thief」

緑内障は、海外では「Silent Thief of Sight(視力を静かに奪う泥棒)」と呼ばれています 4

初期から中期にかけては、痛みもなければ「見えにくさ」を感じることもほとんどありません。片方の眼の視野が欠けてきても、もう片方の眼が補ってしまうため、脳は「見えている」と認識し続けるのです。

「なんだか最近見えにくいな」と自覚して眼科を受診したときには、すでに視野の大部分が失われているケースも少なくありません。これが、緑内障の恐ろしい現実です。

https://www.aao.org/eye-health/drugs/glaucoma-vision-simulator

緑内障 見え方の変化

自分の眼は自分で守る:「眼科ドック」という選択肢

行政による一律の検診がない福岡市において、私たちはどのように眼を守ればよいのでしょうか。

その答えの一つが、自発的に受ける「眼科ドック(自費診療)」です。

「人間ドックは聞いたことがあるけれど、眼科ドックは何が違うの?」という疑問にお答えします。

「写真」と「断層像」の決定的な違い

会社の健康診断などで「眼底写真(がんていしゃしん)」を撮ったことがある方もいるかもしれません。これは、眼の奥を2次元の写真として記録する検査です。もちろん有用な検査ですが、これだけでは神経の厚みのわずかな変化までは読み取れないことがあります。

一方、眼科ドックで導入されているOCT(光干渉断層計)は、網膜の断面を3次元で解析する精密医療機器です。

例えるなら、眼底写真が「上空から森を撮影した写真」だとすれば、OCTは「地質調査をして地層のズレを見つける」ようなものです。

研究によると、眼底写真単独での緑内障検出感度は約55%にとどまるのに対し、OCTを組み合わせることでその精度は80%以上に高まることが報告されています 5

OCTであれば、視野が欠ける何年も前の「ごく初期の神経のダメージ」を発見することが可能です。

Moriche Carretero M, Sánchez Parejo AdlR, Martínez Pérez C, Revilla Amores R, Pérez Gómez Á, Biarnés Pérez M. Study of Diagnostic Accuracy: Fundus Photography vs. Optical Coherence Tomography. Applied Sciences. 2024; 14(12):5314. https://doi.org/10.3390/app14125314
License: CC BY 4.0 International

未来への「備え」としての検査

緑内障は、一度失った視野を取り戻すことはできません。しかし、早期に発見し、適切な目薬の治療を続ければ、日常生活に支障のない視力を長期に保てる可能性が高い病気でもあります。

福岡市には公的な補助がないため、眼科ドックは数千円〜の自己負担となります。
しかし、将来の「見える生活」を守るための「備え」と考えれば、決して無駄な選択ではないでしょうか。

40歳を過ぎたら、一度は「眼の精密検査」を

福岡市にお住まいの40歳以上の方へ:

「自治体からの案内がない」ということは、「リスクがない」ということではありません。むしろ、「自分で意識して動かなければ守れない」ということを意味しています。

  • 40歳を過ぎた
  • 近視が強い
  • 血縁者に緑内障の人がいる
  • これまで一度も眼の奥の検査(OCT)を受けたことがない

これらに一つでも当てはまる方は、ぜひ一度、お近くの眼科専門医で「眼科ドック」や精密検査についてご相談ください。
歯の定期検診に行くような感覚で、身体のメンテナンスとして眼の状態をチェックしておくことをおすすめします。

その行動が、10年後、20年後のあなたの「見る喜び」を守ることにつながります。


参考文献

  1. 東京都福祉局. 東京都の眼科検診実施状況調査. 2024.
  2. 福岡市. よかドック(特定健診)・よかドック30. 2024.
  3. Iwase A, Suzuki Y, Araie M, et al. The prevalence of primary open-angle glaucoma in Japanese: the Tajimi Study. Ophthalmology. 2004;111(9):1641-8. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15350316/
  4. National Eye Institute. Glaucoma: The ‘silent thief’ begins to tell its secrets. 2014. https://www.nei.nih.gov/about/news-and-events/news/glaucoma-silent-thief-begins-tell-its-secrets
  5. Sanchez-Pulgarin N, et al. Study of Diagnostic Accuracy: Fundus Photography vs. Optical Coherence Tomography. Appl Sci. 2024;14(12):5314. https://www.mdpi.com/2076-3417/14/12/5314

目の病気を早期発見|福岡の「高取商店街」で始める、完全予約制で待ち時間を最小限に抑えた精密・包括的眼科検診

目の病気を早期発見

福岡の高取商店街で始める

待ち時間ゼロの精密包括的眼科検診

活気あふれる高取商店街から、地域の皆様の目の健康を見守ります。

Webで予約する

福岡のみなさまに選ばれる3つの理由

1

眼科ドックは待ち時間ゼロの快適な受診

「眼科は待ち時間が長い」というお声をよく耳にします。しかし、当院の眼科ドックは完全予約制です。お仕事や家事でお忙しいみなさまの貴重な時間を無駄にしないよう、お約束の時間にスムーズにご案内します。スムーズな受診そのものが、精密検査を受けることへのハードルを下げます。

2

国家資格を持つ専門家による質の高い検査

当院の検査は、国家資格「視能訓練士(Certified Orthoptist)」が担当します。視能訓練士は、高度な検査機器を使いこなし、目の状態を多角的に評価する専門家です。一般的な健康診断では見つけにくい目の異常まで、精度の高い検査で早期発見へと導きます。

3

地元「高取商店街」に根ざした安心感

私たちは、活気あふれる高取商店街の一員として、地域の皆様の目の健康をサポートしたいと考えています。お買い物や散策のついでに、気軽に立ち寄っていただける「かかりつけ」の眼科として、患者様の生活に寄り添います。

高取商店街の写真

ご来院から検査、レポートまで

レポートは翌日までにすぐ発送できます

お忙しい方のために、検査結果をまとめたレポートは、迅速にご自宅へ郵送いたします。QRコードでスマホからもご確認いただけるため、いつでもどこでも内容を確認できます。

1

ご予約

眼科ドックは完全予約制です。お電話またはWebにてご希望の日時をご連絡ください。

2

ご来院

ご予約の日時に、保険証をご持参のうえお越しください。

3

精密検査

国家資格を持つ視能訓練士が、豊富な検査機器を用いて精密な検査を行います。

4

結果説明

眼科専門医が、検査結果について丁寧に解説いたします。

5

結果レポート郵送

検査結果をまとめたレポートをご自宅へ郵送します。QRコードでスマホからもご確認いただけます。

ご予約・お問い合わせ

眼科ドックで、一生の大事な視力を守りましょう。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

たける眼科

〒814-0011

福岡市早良区高取1-3-20
ファインガーデン高取201

電話: 092-846-3121

詳細レポートにはQRコードが添付されており、スマホからもご確認いただけます。

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企業・健康保険組合の補助制度について: 
当院では、多くの企業や健康保険組合が提供する人間ドックや眼科ドックの費用補助制度に対応しております。
補助を利用される方には、申請に必要な受診証明書や項目別の領収書を発行いたします。
ご自身の補助制度の適用可否や上限額、申請方法の詳細につきましては、お手数ですがお勤め先またはご加入の健康保険組合に直接ご確認ください。

たける眼科 眼科ドック

その目の不調、放置していませんか?「なんだか変だな」と思ったら、早めの徹底検査をお勧めします。

「目がかすむ」「飛蚊症が気になる」など、何らかの目の不調を感じた場合、それは病気のサインなのかもしれません。 このような症状がある場合は、保険診療での検査となります。しかし、保険診療は「必要と判断される最小限の検査」に限られるため、ご自身の希望で網羅的に調べることはできません。

一方で、たける眼科の「眼科ドック」は、症状の有無にかかわらず、包括的かつ精密な検査を組み合わせて行うことができます。

つまり、「気になる症状があるから、全部詳しく調べて根本から解決したい」「安心のために、症状がない今こそ徹底的にチェックしておきたい」といったご希望に応えられるのが眼科ドックです。 目の健康を真剣にお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

目がかすむ、視力が落ちた気がする

見えづらさは、緑内障や白内障の初期症状かもしれません。気づかないうちに進行していることがあります。

目の前に黒い点や糸くずが見える

飛蚊症は誰にでも起こりますが、網膜剥離などの重大な病気のサインである可能性もあります。

パソコン作業でひどく疲れる

VDT症候群や眼精疲労は、単なる目の疲れではなく、視力やピント調節機能の低下に繋がることがあります。

40歳を過ぎ、目の健康が急に気になり始めた

加齢と共に緑内障や白内障のリスクは高まります。症状が出る前の定期的なチェックが、将来の視力を守ります。

目の病気の家族歴がある

緑内障など、遺伝的要素が関係する病気もあります。ご家族に目の病気の既往歴がある場合は、早期検査をお勧めします。

コンタクトレンズを長年使用している

長年のコンタクトレンズ使用は、角膜や涙の状態に影響を与えることがあります。自覚症状がなくても定期的なチェックが大切です。


当院の「眼科ドック(総合眼科検診)」が選ばれる理由

時間を大切にする、あなたへ

「眼科は待ち時間が長い」という常識を変えるため、Web予約システムと効率的なご案内で、貴重な時間を無駄にしません。スムーズな受診そのものが、精密検査を受けることへのハードルを下げます。

高度な医療機器と専門家の融合

当院では、国家資格を持つ視能訓練士が、精度の高い最新鋭の検査機器を駆使し、早期発見に努めます。

主な検査項目

  • 屈折・視力検査:近視・遠視・乱視の度数や視力を正確に測定します。
  • 眼圧検査:緑内障の早期発見に不可欠な、目の硬さを調べます。
  • OCT検査:網膜や視神経の断面を立体的に撮影し、緑内障や黄斑疾患などを詳細に調べます。
  • 視野検査:視野が欠けていないかを調べ、緑内障などの病気を発見します。
  • 細隙灯顕微鏡検査:角膜や水晶体など、目の前方を詳しく観察します。
  • 眼底検査:目の奥にある網膜や視神経の状態をチェックします。
  • 超広角眼底検査:広範囲の網膜を一度に撮影し、網膜剥離や糖尿病網膜症などをより広範囲でチェックします。

いつでも確認できるデジタルレポート

検査結果をまとめた詳細レポートは、郵送でお届けするだけでなく、QRコードでスマートフォンからもいつでもご確認いただけます。


眼科ドックに関するよくあるご質問

はい。緑内障など、自覚症状のないまま進行する病気を早期発見することが、眼科ドックの最大の目的です。40歳を過ぎたら、目の健康診断として定期的な受診をお勧めします。

眼科ドックは自費診療となります。これは、病気の治療ではなく、全般的な目の健康チェックを目的としているためです。

保険診療では、症状や病名に基づいて必要な検査を行います。そのため、「ついでに全部調べてほしい」といったご要望にはお応えできません。眼科ドックは、このような制限なく包括的な目の検査を行うことができます。

ただし、検査の結果、病気が見つかり治療が必要になった場合は、その後の診療は保険診療に移行しますのでご安心ください。

コースにより異なりますが、目安として約60分前後です。

当院の眼科ドックでは散瞳薬(瞳孔を広げる目薬)は使用しないため、検査後も車の運転に支障はありません。

眼科ドック:検査コース

項目
(1)
総合
眼科検診
¥22,000
(2)
基本
眼科検診
¥11,000
(3)
緑内障
早期発見
検診
¥16,500
(4)
老眼・加齢
眼疾患検診
¥16,500
(5)
小児・学生
眼科検診
¥11,000
(6)
眼精疲労・
ドライアイ検診
¥11,000
追加の
眼科検診
(お尋ねください)
わかること
眼科検査
他覚的屈折 機械が測るおおよその目の度数
矯正視力 遠見 メガネやコンタクトでどこまで遠くが見える能力があるか
矯正視力 近見 メガネやコンタクトでどこまで近くが見える能力があるか
眼鏡視力 今使っているメガネでどこまで見えるか
眼鏡度数 今使っているメガネの度数
眼圧 目の硬さ(目の生活習慣病チェック)
眼軸長 目の奥行きの長さ(近視の進行に関わる)
眼位 目の向き(斜視やその兆候がないか)
眼球運動 目の動き方(スムーズに動くか)
輻湊(ふくそう) 近くを見る時の目の寄り方
両眼視機能 両目が協力してものを見る力
調節機能解析 アコモレフ:目のピント合わせの力(老眼や疲れ目のチェック)
波面収差・角膜形状解析 黒目(角膜)・水晶体(レンズ)のゆがみ具合
角膜内皮細胞 黒目の裏側の細胞の数と形 (コンタクト使用者に特に重要)
前眼部三次元画像解析 眼球の前の部分の立体的な精密検査(緑内障で気をつけることがあるかどうか)
後眼部三次元画像解析 眼球の奥の部分の立体的な精密検査(緑内障や網膜の病気などの兆候)
広角眼底撮影 眼球の中・広い範囲の撮影
光干渉断層血管造影 眼球の中の血管の状態を見る検査
追加検査
視野 見える範囲の広さ
散瞳 目薬で瞳孔を開く検査(眼球の内部を詳しく見るため)
涙液分泌機能 涙の量の評価(シルマーテスト)
診察(眼科専門医)
細隙灯顕微鏡検査 眼球の表面から中までを拡大して診る検査
涙液層破壊時間 涙の質と量の評価

※ 検査項目は各コースに含まれるものを示します。追加の眼科検診は、各コースに加えて選択可能です。

※ 全ての眼科検査は、国家資格を持つ「視能訓練士」が行います。

※ 金額は税込価格です。

※ 上記の眼科ドックは全て、完全予約制です。

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