2024年– date –
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10秒間瞬きをせずにいられない:ドライアイの判断となりますか?
目を開けたまま10秒間瞬きをせずにいられないこと、必ずしもドライアイだというわけではありません。でも、ドライアイの可能性を示す一つのきっかけにはなります。 「ドライアイ」日本眼科学会の現在の診断基準: ・涙液層破壊時間(BUT)が5秒以下であり、... -
新しい眼科診療:網膜をみる「ミランテ」超広角眼底カメラ導入後3年
2021年夏から超広角眼底画像解析装置を導入する機会に恵まれ、格段に眼科診療が変わりました。良かったことがほとんどです。 以下に項目を列挙します。 新しい眼科診療(網膜):「ミランテ」超広角眼底カメラ導入後4年 負担のかかる「散瞳」が不要になり... -
視野検査の予約:WEB予約の活用
眼科診療が良い方向へなるように、日々改善を続けています。ITも利用して、なるべく便利にしたいと思います。 暗室を使用する「視野検査」の予約:WEB予約でも対応できるようにしました。 (1) ハンフリー視野検査:自動(2) 動的視野検査(GP):手動 (1), ... -
診療内容やアクセス:AIで簡単に確認できるようになりました。
ホームページの記載、どこにどんなことが書いてあるか探すのが大変🙂↕️ この画面下・右下のAIさんに思った通りそのまま聞いていただいたら、今まで書いてきたホームページ内の文章の中から、返答をしてくれます。 診療後に、... -
「緑内障」の意味とは?ことばの定義・進行具合に合わせた検査方法
緑内障は、特に言葉のイメージが強いかとおもいます。 「緑内障の定義」とは? 緑内障は,視神経と視野に特徴的変化を有し,通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である。 日本... -
「乾く」「ドライ」ではなくても「ドライアイ」とは?
ドライアイ、の言葉から受けるイメージとは違っても、ドライアイの判断となることが多くあります。 ドライ・アイ=目が乾くという言葉がとても簡単でわかりやすいですが、「ドライアイ」には、「乾く」「ドライ」以外の意味がたくさんあります。 現在のド... -
「眼球内の炎症」網膜剥離:早期発見の重要性
裂孔原性網膜剥離は、網膜に穴が空いて網膜が剥がれてきてしまう病気です。 近視が強いかた(=“目がとても悪い”かた) アトピー性皮膚炎のあるかた 目をぶつけた(外傷)あと 網膜がはがれてくる過程で、目の中(眼球内)に炎症が広がります。 目の中の炎... -
予約の方針 2024.3
みなさまに信頼していただき、時には私たちのキャパシティを超えてしまうほどたくさんの患者さんを診察させていただけるようになりました。 待ち時間が少ないように開院前からITを整備、予約システムも使うように考えました。でも思った通りには行かないこ... -
こどものオルソケラトロジー:気をつけていること
2019年春にオルソケラトロジー治療を開始しました。 たくさんのオルソケラトロジー処方を経験して、私たちも多くのことを学ぶことができています。検査は視能訓練士が担当します。 オルソケラトロジー治療には、眼光学の相応の知識を必要とします。患者さ... -
ヒアルロン酸フィラー注射後、瞬時に失明する危険性と対処
美容目的のヒアルロン酸注射後、目の奥「網膜」の血管が詰まって瞬時に失明に至ることがあります。 ヒアルロン酸注射は英語では "Dermal filler" 、日本語では「ダーマルフィラー」「ヒアルロン酸フィラー」とも呼ばれます。皮膚内にある潤い成分のヒアル...
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