2025年– date –
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「ヘルペス」と診断:目の合併症は(角膜炎・結膜炎・ぶどう膜炎)
目がゴロゴロする、充血が続く、光がまぶしい、少し見えにくい。このような症状が続くと、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ものもらいや結膜炎だと思っていた症状が、実は「眼ヘルペス」と呼ばれるウイルス感染症である場合もあります。 眼ヘル... -
近視-1.00D進行:将来の眼のリスクは?(緑内障・網膜疾患)
こどもの近視が年々進んでいくことに、不安を感じていらっしゃる保護者の方は多いのではないでしょうか。また、ご自身の近視が強いことから、将来の眼の健康をご心配されている方もいらっしゃるでしょう。 「メガネやコンタクトレンズを使えば見えるから大... -
開院7周年:「治療」と同じくらい「説明」「予防」を大事にする理由
2018年10月にこの高取商店街で開院して以来、おかげさまで7周年の節目を迎えることができました。 これもひとえに、地域の皆様、遠方からお越しいただく患者さん、そして共に歩んできたスタッフの皆のおかげと、心より感謝申し上げます。 この7年間、技術... -
脳卒中後の「見えにくさ」:視野の欠け・二重に見える原因と対処法
「脳卒中になってから、なぜか物にぶつかりやすくなった」「本を読んでいても、どこを読んでいるのか分からなくなる」「ものが二重に見えて、どうにも気持ちが悪い」 この記事では、脳卒中後に生じる視覚の問題について、その原因、ご自身の状態を把握する... -
肥満治療薬マンジャロと目の関係:網膜症のリスク【2025年版】
「この薬で、健康的に体重を落としたい」 チルゼパチド(商品名:マンジャロⓇ、ゼップバウンドⓇ)は、肥満症の治療薬として、多くの患者さんの希望となっています。その高い体重減少効果が注目される一方で、「なぜ痩せるための薬が、目の病気と関係がある... -
オルソケラトロジーの安全性と、角膜感染症のリスク
夜寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用し、日中の視力を回復させるオルソケラトロジー。眼鏡やコンタクトレンズなしで過ごせる解放感から、特にこどもの近視進行抑制治療として、多くの方がこの治療を選択されています。 便利さの一方で、「レンズを... -
18歳未満の患者さんの診療
当院では、患者さんご自身はもちろんのこと、ご家族にも病状や治療方針を十分にご理解いただくことが治療の基本であると考えております。 特に、言葉でうまく症状を伝えられない(かもしれない)お子さまの目の状態を正確にご理解いただくためには、検査画... -
Googleレビューへの対応方針を策定しました。
レストランやホテルなどを利用した際、私たちは自然に感想を伝えたり、その体験をオンラインで共有したりします。こうした率直な声は、他の利用者にとって貴重な情報源となり、お店側にとっても大きな励みとなります。 しかし、医療機関におけるオンライン... -
授乳中の点眼薬:中止の必要性?―国際基準で考える安全な使い方
「授乳中に目がかゆくて……。でも、この点眼薬は赤ちゃんに影響がないか心配です。」「目の病気で点眼薬を勧められましたが、授乳を中断しなければならないのでしょうか?」 授乳期間中に目の不調で悩む方は少なくありません。赤ちゃんへの影響を考えると、... -
結膜炎の診断:基本的な診察と、必要に応じた追加検査
「目が赤い」という症状で眼科を受診される患者さんは非常に多くいらっしゃいます。その原因は、ウイルスや細菌、アレルギーなどさまざまです。 ぶどう膜炎で目が赤くなることもあります。たくさんの病気を想像しながら、判断されます。 ほとんどの結膜炎...
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