2025年6月– date –
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未熟児網膜症:長期的なフォローアップ
赤ちゃんの頃に未熟児網膜症(Retinopathy of Prematurity, ROP)と診断されたこどもの保護者の方から、「今後どうしたらいいでしょうか?」というご質問をお受けすることがあります。 未熟児網膜症は、未熟な状態で生まれた赤ちゃんの網膜血管が異常に発... -
乱視用のオルソケラトロジー:対応できるようになりました
手術をしない近視矯正の方法「オルソケラトロジー」、2019年春にはじめました。いままでたくさんのかたが、手術をせずに裸眼で視力を得ることができています。でも乱視の強い患者さんには、適用が困難でした。 新しい特別注文品「ブレスオーコレクトTD」の... -
SLTはぶどう膜炎続発緑内障にも有効 – 2025年の論文より
ぶどう膜炎による続発緑内障は、眼科医にとって治療困難な疾患の一つです。炎症コントロールと眼圧管理の両立が求められ、薬物療法だけでは限界があるケースが多く存在します。 2025年2月に発表された研究1により、選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT:Sel...
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