緑内障– tag –
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網膜疾患・緑内障:質の高い画像診断と、患者さんの利便性
散瞳をしない(瞳孔を開かない)網膜画像診断は、思っていた以上に高精細な画像を得ることができました。 「眼底検査のあと、しばらくまぶしい」「瞳孔を開いたあとの帰り道、車の運転ができない」:など 患者さんにとっての不便が、なくなりました。 ミ... -
緑内障・高眼圧症:レーザー治療の有効性【2020 臨床研究結果】
緑内障・高眼圧症に対して、第一選択として眼圧を下げる点眼薬が使われてきました。 それよりも、 先に選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)をおこなうことが有効: 2019年にLancet誌に掲載された研究結果は、現在までの医学の常識を覆すこととなりました1... -
緑内障カード:「緑内障発作」の可能性を伝える、各医療機関への連絡
○ 目のいい人(=遠視の人)は、緑内障発作を起こす可能性がある。○ 緑内障と診断されているかたに、使えない薬(禁忌)がある。 個人の目の特性によって、使えない薬・気をつけるべきことがあります。 » 緑内障で使えない薬 【緑内障カード:「緑内障発作... -
緑内障の早期発見:症状をセルフチェックする方法(3つご紹介)
片目を隠して、見え方をチェックしてみてください。 緑内障は、かなり進行してから自覚症状が出てきます。(=ほとんどの方は、視野が欠けてみえるなどの自覚症状がありません) 片目だけの視野に障害があっても、もう片方の目の視野で補っています。 来院... -
緑内障のレーザー治療(SLT)【動画でご紹介】
緑内障に対して、レーザー治療が有効なこともあります。眼底のレーザーと異なり、組織破壊を伴わないことが特徴です。 ○目の中の”水の通り道”「隅角/線維柱帯(ぐうかく/せんいちゅうたい)」の通りを良くすることで、眼圧下降をはかります。 【緑内障の... -
お茶と緑内障の関係
緑内障の診療では、点眼・レーザー・手術によって眼圧を下げることが標準治療(大規模な科学的根拠に裏付けられた治療)です。 眼圧以外にも、緑内障に関わる因子は、 血管の調節・酸化ストレス・自己免疫などがあります1-3。 血管の調節: 日常診療では、... -
眼科の「予防医学」:地域にあわせた診療(アップデート)
眼科の「予防医学」が、いまの高取での診療の中心になってきています。目の病気は、自覚症状がないことが多いです。 重症化した眼疾患に向き合いながらも、予防医学の重要性を思います。「眼科ドック」について:自覚症状のない眼疾患の早期発見 年間を通... -
緑内障で使えない薬
緑内障と診断されたかた/高眼圧症を指摘されているかたには、禁忌薬(使えない薬・飲めない薬)があります1。 眼科以外の診療科の受診や、検査・手術の際にも尋ねられることがあります。 実際は、ほとんどの方が問題ありません。 緑内障を指摘されている... -
動画(アニメーション)による目のしくみ、目の病気の説明
1分前後の、わかりやすい動画: アメリカ眼科学会(American Academy of Ophthalmology, AAO)、アメリカ国立衛生研究所(National Eye Institute, NIH)は短時間のアニメーションを公開しています(患者さん向け資料)。 糖尿病網膜症・緑内障(〜視神経... -
ステロイド緑内障
ステロイドの使用(点眼および内服等の全身投与)が、緑内障の原因になることがあります。 現在の疾患の状態を考えて、医師はステロイドの量・期間を調整しています。 【ステロイド緑内障】 目の炎症をおさえるために、ステロイドの使い方を考えることは重...