よみもの/最新情報– eye topics –
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疾患の説明について
患者さんとご家族の目の前に設置したモニターで大きく画像を写して、わかりやすい言葉でご説明するよう全力を尽くしています。 眼底の病気(網膜・緑内障・ぶどう膜炎等)の説明等、複数にまたがることもあり やはりこみいった話になります。 同じ名前のつ... -
併診
九州大学病院・九州医療センター等との「併診」も多くおこなっています。 難度の高い病気で通院中のかたにとって、「西新でいつでも受診できる」安心につなげたいと思っています。 ○ ぶどう膜炎診療に慣れた医師○ 常勤の視能訓練士在籍、質の高い検査○ 大... -
花粉症は予防できるでしょうか
スギ花粉症(Japanese Cedar Pollinosis)の予防治療(Prophylactic Treatment)について、耳鼻科領域ではエビデンスが示されているものがありました1。 スギ花粉が飛散する前にlevocetirizine(抗ヒスタミン薬)を使用することで、アレルギー性鼻炎の重症... -
メガネをかけると目が悪くなる?:現在は「完全矯正」が推奨されます
こどもの眼鏡:今までの常識 長い間信じられていた、「近視を進ませないために、度数の弱い(低矯正の)眼鏡をかけておく」 これが間違っている、との結果が多く報告されています。 近視が進まないようにすること(近視進行抑制)は、こどもの数十年後の網... -
はやり目(流行性角結膜炎)/治ったあとに気をつけること
はやり目(流行性角結膜炎、EKC, epidemic keratoconjunctivitis)はアデノウイルスによる炎症です。アレルギー性結膜炎と違い、2週間程度で自然に治ります(self-limiting disease)。 はやり目(流行性角結膜炎)は、強い充血・痛みが強い・多量の目やに... -
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。 愛宕神社の綺麗な初日の出をみることができて、とても良い年明けになりました。たける眼科は、昨年10月に開院1周年を迎えることができました。今では多くのかたに来院いただくようになりました。 医師ひとりで運営してい... -
眼科の「予防医学」:地域にあわせた診療(アップデート)
眼科の「予防医学」が、いまの高取での診療の中心になってきています。目の病気は、自覚症状がないことが多いです。 重症化した眼疾患に向き合いながらも、予防医学の重要性を思います。「眼科ドック」について:自覚症状のない眼疾患の早期発見 年間を通... -
ブルーライトとデジタル眼精疲労
「コンピューター用眼鏡(ブルーライトカット)は推奨しない」 アメリカ眼科学会(American Academy of Ophthalmology)の2019年11月の記事・見解のご紹介です。 ブルーライトとデジタル眼精疲労 ブルーライト眼鏡 Are eyeglasses with special blue light... -
緑内障で使えない薬
緑内障と診断されたかた/高眼圧症を指摘されているかたには、禁忌薬(使えない薬・飲めない薬)があります1。 眼科以外の診療科の受診や、検査・手術の際にも尋ねられることがあります。 実際は、ほとんどの方が問題ありません。 緑内障を指摘されている... -
膠原病治療薬の合併症:クロロキン網膜症
全身性エリテマトーデス・皮膚エリテマトーデスの標準的治療薬として用いられるヒドロキシクロロキンは、長期使用で網膜障害(ヒドロキシクロロキン網膜症)をひきおこすことがあります。 かなり進行するまで、自覚症状が出ません。 膠原病治療薬の合併症...