埼玉県所沢市(全国一の暑さで有名になった熊谷市の近く)の国立障害者リハビリテーションセンター学院にて、視覚障害者用補装具適合判定医師研修会(ロービジョン講習会)を受講してきました。日本各地から60名程度の眼科医が集い、視覚障害者体験等 実習を主体とした研修でした。緑内障・網膜色素変性症・糖尿病網膜症・未熟児網膜症・黄斑変性・網脈絡膜萎縮・視神経萎縮・角膜混濁・脳卒中後・強度近視等、視覚障害の原因となる眼疾患は未だ数多くあります。眼科医がロービジョンケアマインドを持つことで、患者さん個人の可能性を見出していくことができることを皆で体験できました。久し振りの先生やORT(視能訓練士)のかたに思いがけずお会いできたり、個人的には楽しい時間となりました。3日間お世話になった先生方に感謝いたします、今後も診療の幅を拡げていきたいと考えています。
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