新型コロナウイルス感染症流行時の眼科手術について

現時点での眼科手術についての考え方について、日本眼科学会・日本眼科医会・日本眼感染症学会からの考え方が発表されましたのでご紹介します。

https://www.gankaikai.or.jp/info/OphthalmicSurgery.pdf

○ 新型コロナウイルス感染者が急増し、どの地域でも未診断または無症候性の患者さんと遭遇する確率が高まっています。

○ 鼻咽頭に接触する手術(涙道等)はウイルスが拡散するリスクが高いです。

○ 網膜剥離・急速に悪化する緑内障・眼外傷・膨隆白内障などの急速な悪化または合併症を引き起こす白内障、眼内炎などの感染性疾患、網膜芽細胞腫などの悪性疾患、角膜移植は緊急性が高いと考えられます。

○ 一般的な成人の白内障手術については、延期の可能性を検討してください。

○ 術前・術後の診察において、外来待合や中待合では、待機する患者間の距離を十分にあけることを考慮してください。

九大病院および基幹病院でも、悪性疾患・緊急性の高い疾患以外は延期になったようです。

* 4/9現在、各病院で判断はそれぞれ相違があります。

関連する当院の紹介患者さんも何人かいらっしゃいます。

ご不安な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いします。

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