よみもの/最新情報– eye topics –
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花粉症とドライアイ
すこし春が近づいてきて、目のかゆみで受診されるかたが増えてきました。 上下のまぶたの裏から白目までつながる透明な膜「結膜」は、血管やリンパ管が多いためとても炎症を起こしやすい組織です。 結膜の中には「肥満細胞」がいつもひそんでいます。 *顕... -
眼炎症診療で経験した“パラダイムシフト”
ベーチェット病のぶどう膜炎(ベーチェット眼症)では透明な眼の中が炎症で濁ってしまう、とてもひどい病気です。 九大ぶどう膜外来で園田康平先生・有山章子先生がたくさんのベーチェット病ぶどう膜炎患者さんをみていらっしゃるところに、研修医のころか... -
コンタクトで楽譜がよくみえる
音楽につながりのある方にも多くご来院頂いています。 近くをみるときには、目の中の水晶体の周りの筋肉(毛様体筋)が働きます。 仕事柄、演奏時は眼鏡なしでと依頼されることがあるそうです。 近見が続くことや照明が暗い現場もあり、眼精疲労の原因とな... -
「ものがゆがんで見える」中心性漿液性脈絡網膜症
はじめに 中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう、CSC)は、ものを見る最も大事な部分の"黄斑部"を侵す眼疾患です。本記事では、この疾患の症状、原因、診断方法、治療法について詳しく解説します。 中心性漿液性... -
緑内障の点眼と間質性肺炎
60代男性が目の充血を主訴に初診、眼底所見より緑内障を疑い諸検査を行ったところ視野異常あり緑内障と診断。 間質性肺炎で治療中のため、抗緑内障点眼薬合剤(ミケルナ)を使えないことがわかりました。 Timolol-induced interstitial lung disease https... -
猿田彦神社
1/23は早朝から猿田彦神社 初庚申大祭に並びました。 たける眼科の位置する高取商店街から、徒歩5分程度です。 毎年のこの日は行列が名物となっています。 二番庚申 3月24日(日) 三番庚申 5月23日(木) 四番庚申 7月22日(月) 五番庚申 9月20日(... -
コンタクトをしたまま寝る「危険性」:その理由と、6つの実例
コンタクトをつけたまま寝てしまうと、一晩でも失明につながる「角膜感染症」の危険があります。角膜感染症の主な原因は、まぶたが閉じた状態で黒目(角膜)が急激に酸素不足になることです。 黒目と白目からなる“眼表面”は外界に接しており、微生物を含む... -
早良区医師会新年会
新入会のご挨拶をさせて頂きました。たくさんの先生方とお話することができて、楽しい時間になりました。多施設と連携をとりながら、高取商店街で良い眼科医療を提供できるよう頑張りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 -
伊佐家住宅/サザエさんの伊佐坂先生
ファインガーデン高取は1階にドラッグストアのココカラファイン・日本調剤薬局があり、 2階は高取レディスクリニック・大神内科クリニック・太田整形外科クリニック(付属リハビリ施設)・たける眼科の4つの医療施設から成る2階建ての医療ビルです。 真向... -
“眼の炎症(ぶどう膜炎)は心臓の危険もある”
サルコイドーシスは全身リンパ節の腫れを主体とする疾患。 昨年1月米国医師会雑誌に掲載された論文より: 127人のぶどう膜炎患者さんのうち、33人はサルコイドーシスの可能性がありそのうち9人は 心電図に異常があった。 4人(平均年齢67歳)は心サルコイ...