九大免疫学教室のころの教授「吉村昭彦先生」は、いま慶應の教授をされています。
今回の紫綬褒章の受賞の連絡で、同窓会メールが盛り上がりました。おめでとうございます。
紫綬褒章とは、
科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方
に贈られるのだそうです。
内閣府ホームページより
https://www8.cao.go.jp/shokun/shurui-juyotaisho-hosho.html
微生物学・免疫学教室の吉村昭彦教授が2021年秋の紫綬褒章を受章しました
(慶應大学ホームページ)
http://www.med.keio.ac.jp/news/2021/11/2/5-83629/index.html
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私ごとで、
九大眼科の研修医を終わるころ、ぶどう膜炎を専攻しようと決めて、
大学院では免疫学の基礎を勉強しよう
→「免疫」って名前がついているところに話を聴きに行ってみよう
→吉村昭彦教授に初めて会いました。
それから九大生体防御医学研究所の免疫学教室に入ってみたらとてもハードで、
朝から夜中まで研究の日々になりました。
1日14時間、週7日と
どんな生活だったかを、
先輩の九大内科知念孝敏先生の文章で思い出します:
わたくしの研究室-吉村研紹介
皆でたくさん勉強していたら免疫が楽しくなってしまい、
アメリカに行けることにまでなってしまいました。。
眼科医としてだいぶ回り道になりました。その間に、自分なりの免疫学の考え方が染み入りました。
紆余曲折あって、今の仕事をできていることを毎日とても嬉しく思っています。
生徒一人一人の難題にでも、すごい速さで適確なレスポンスをくださる先生です。
免疫の研究の間にも、大事なことをたくさん学んだ気がします。
「旧九大吉村研博多会」の皆で、先生と小さくお祝いすることにしています。