よみもの/最新情報– eye topics –
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はやり目(流行性角結膜炎)/治ったあとに気をつけること
はやり目(流行性角結膜炎、EKC, epidemic keratoconjunctivitis)はアデノウイルスによる炎症です。アレルギー性結膜炎と違い、2週間程度で自然に治ります(self-limiting disease)。 はやり目(流行性角結膜炎)は、強い充血・痛みが強い・多量の目やに... -
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。 愛宕神社の綺麗な初日の出をみることができて、とても良い年明けになりました。たける眼科は、昨年10月に開院1周年を迎えることができました。今では多くのかたに来院いただくようになりました。 医師ひとりで運営してい... -
眼科の「予防医学」:地域にあわせた診療(アップデート)
眼科の「予防医学」が、いまの高取での診療の中心になってきています。目の病気は、自覚症状がないことが多いです。 重症化した眼疾患に向き合いながらも、予防医学の重要性を思います。「眼科ドック」について:自覚症状のない眼疾患の早期発見 年間を通... -
ブルーライトとデジタル眼精疲労
「コンピューター用眼鏡(ブルーライトカット)は推奨しない」 アメリカ眼科学会(American Academy of Ophthalmology)の2019年11月の記事・見解のご紹介です。 ブルーライトとデジタル眼精疲労 ブルーライト眼鏡 Are eyeglasses with special blue light... -
緑内障で使えない薬
緑内障と診断されたかた/高眼圧症を指摘されているかたには、禁忌薬(使えない薬・飲めない薬)があります1。 眼科以外の診療科の受診や、検査・手術の際にも尋ねられることがあります。 実際は、ほとんどの方が問題ありません。 緑内障を指摘されている... -
膠原病治療薬の合併症:クロロキン網膜症
全身性エリテマトーデス・皮膚エリテマトーデスの標準的治療薬として用いられるヒドロキシクロロキンは、長期使用で網膜障害(ヒドロキシクロロキン網膜症)をひきおこすことがあります。 かなり進行するまで、自覚症状が出ません。 膠原病治療薬の合併症... -
同じフロアのクリニック
(医師のかた向けの記事です) 向かいに位置する5階建ての太田整形外科クリニックの増築工事が終わり、 わたしたちと同じフロアでされていた同院リハビリ施設は、新しいスペースへ移転されました。 たける眼科 は高取商店街の中の2階建て医療ビル「ファイ... -
「目にいい」食べ物36種
アメリカ眼科学会(American Academy of Ophthalmology)の記事:36 Fabulous Foods for Your Eyesから、 目を健康に保つのに大事で、疾患のリスクも下げてくれる栄養素のお話のご紹介です。 脂肪分を少なく、フルーツや野菜・穀物の多い食事をすることは... -
近視について:NHK放送予定のご紹介
「私たちの目が危ない “近視クライシス”」11/7木曜日22:00〜 NHK総合近視の特集が放送されるそうです。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/k10012144731000.html 上記より 概要のご紹介と、参考文献等を追加しました。 ◯ ことし8月の慶応大学の研... -
散瞳(瞳を開く)検査・眼底検査:動画のご紹介
2021.8.29 追記:新しい機械を使用できるようになりました。瞳孔を開かない(散瞳しない)眼底検査: 眼底検査の点眼で瞳孔が開くと、4-5時間はまぶしい状態になってしまいます。でも眼科画像診断技術の発展で、その不便さが解消されました。 眼底検査のあ...