よみもの/最新情報– eye topics –
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まだ手術しなくても良い白内障
加齢にともない水晶体は変化し、白内障と呼ばれる状態になります。 「白内障と診断されること」=「手術を必要とすること」ではありません。 まだ白内障手術をしたくない、という方も多くいらっしゃいます。 早い段階の白内障では見え方の変化は軽微で、適... -
眼科診療の時間的・空間的分離
○ 初診時の問診票は、オンライン入力を使えるようにしています。 問診票フォーム もちろん来院されてからの問診票用紙記入にも、変更はありません。 来院時にオンライン問診票入力ご希望のかたには、読み込み用のQRコードをお渡しします。 スマホやタブレ... -
iPhoneでは小さくてみづらい画面を、自宅のテレビに写す
塾や授業など、オンライン授業となっていることが多いそうです。長い間iPhoneの小さな画面を一生懸命みていると、ピントを合わせる「毛様体筋(もうようたいきん)」の緊張から近視が進む方向になってしまいます。 '寄り目'になってしまうこともあります。... -
重症化したアレルギー性結膜炎(春季カタル)
サッカー少年、甲子園をめざして野球をがんばっている子、柔道をしている子、など スポーツをしている中学生・高校生の男の子に多い印象です。 春季カタルは慢性疾患で、60%以上のかたが年間を通じて再発・寛解を繰り返します。 20歳以下の患者では男性が... -
サイトカイン(IL-6)生物学的製剤がコロナウイルス感染症に奏功する可能性
白血球が分泌する低分子のタンパク質を「サイトカイン」と呼びます。 「炎症性サイトカイン」と「抗炎症サイトカイン」がバランスをとって、生体の機能が調節されています。 炎症性サイトカインのうち、インターロイキン6(IL-6)は1980年代に大阪大学の岸本... -
緊急事態下のお子さんとご家族のかたへ
2020年4月、日本弱視斜視学会・日本小児眼科学会・日本視能訓練士協会からの文書より: 緊急事態宣言下で不安な中、 お子さんの目の健康をそこなわないように、大切な注意点をお知らせします。 * 本日の当記事は、過去の文章の参照も添付しました。 緊急事... -
オンライン診療で、見逃すかもしれない眼疾患
オンラインでの診察を、数件経験しました。 便利な半面、眼科診療にはだいぶ制限があるように思います。 そのため、再診ではなるべく対面診察をお願いしています。 (最善にできるよう、ご相談します) オンライン初診に関連して、当日の緊急を要する疾患... -
目の不安がある/目薬がなくなりそうなかたへ(緊急事態宣言・外出自粛)
1. 受診したことがある: 電話でお話したうえ、お薬を自宅に送付することもできます。 (可能でしたら、電話の際に診察券をご用意ください) かかりつけの患者さんへ:電話再診のご案内(緊急事態宣言に際し) 2. 受診したことがない: 電話☎092-84... -
遠隔健康医療相談(オンライン医療相談)
「目についての不安」へ、 オンライン初診とは別で、医師個人としておこなうものです。 厚生労働省からの事務連絡のうち、遠隔健康医療相談/オンライン受診勧奨にあたります。 https://www.mhlw.go.jp/content/000617819.pdf * 診断・処方はできません オ... -
オンライン初診
先週末に厚生労働省より通知があり、 新型コロナウイルスの感染が拡大し、医療機関の受診が困難になりつつある状況に鑑み、 時限的・特例的な対応として、「初診からの電話や情報通信機器を用いた診療の実施」が示されました。 眼科では殆どの診察を顕微鏡...