たける眼科 は、コンタクト店を併設していません。
検査・診察後、初めてのかたには装用指導を行ったうえで、コンタクトレンズを院内交付します。
医師・視能訓練士から責任をもって、取り扱いについてお話しています。
取り扱いメーカーは最小限で、患者さんの要望になるべく広く応えられるものを選びました。
コンタクトレンズ – たける眼科|福岡市早良区 高取商店街[西新駅/藤崎駅]
- コンタクトをつけたまま寝た
- コンタクトをつけたまま入浴した/シャワーにかかった
- コンタクトをつけたまま水泳をした
- コンタクトのケースを長い間使っていて、微生物が繁殖していたことに気づかなかった
- カラコン(カラーコンタクトレンズ)を友人と貸し借りしている
- カラコンを量販店で購入し使用(カラコンのメーカーは1000種類程度あるそうです)
上記の全てにおいて、角膜感染症の危険:
黒目(角膜)が濁って白くなり、失明となってしまう可能性があります。
コンタクトを安全に使っていればこうならなかったのに、と思ったことは今までの眼科医人生の中で何度もあります。。
運が悪い場合とも捉えられますが、大事な目のことは運に任せたくないですね。。
コンタクトレンズは、心臓のペースメーカーと同じ高度管理医療機器に分類されています。
取り扱いに十分注意すべきものと捉えています。
また、黒目の裏には大事な「角膜内皮細胞」があります。
コンタクト装用時間が極端に長い場合、この細胞が減っている場合があります。
長期間の間、角膜に十分な酸素が行き渡ってないためです。
* コンタクトレンズ診療では、かならず角膜内皮細胞の写真をお見せしています。
コンタクトレンズ装用者は、近視の方がほとんどです。
-6.0D以上の「強度近視」:特に40歳以降では、緑内障や網膜疾患のリスクも上がっています。
眼科では眼底(視神経、網膜)を必ず観察することで、目の奥の異常の有無を必ず確認しています。
異常が疑われる場合は、時間をかけて詳細な検査を行うことがあります。
思いがけず目の奥の病気がみつかることも、たびたびあります。
「目がごろごろする、充血する、いたみがある、ぼやけてみえる」原因は?
✔ まぶたを裏返してみると、コンタクトがひきおこすひどいアレルギー性結膜炎になっている場合がある。
✔ 角膜に傷がついている場合がある。
✔ 角膜感染症が発症する直前の段階である可能性。
✔ 目の中の炎症(虹彩炎・ぶどう膜炎)をきたしている可能性。
コンタクトレンズ診療:
ひとりの眼科専門医が目の状態を詳細に観察した上で、使用していただくようにしています。
使用中も、何か異常があればいつでも来院できる環境を整えています。