開院以来最もたくさんの患者さんに来ていただいた日になって、2020年最後の診療を終えました。
来院された方ひとりひとりにとって、
総合的に幸せな、良い方法は何だろうかと考えて診療しています。
目の前のモニターに映し出す画像結果に加えて、
12.9インチiPadも使えるようになって、さらに説明がしやすくなりました。
ご自分の目の中の状態をよくわかっていただくことを、大事にしています。
ひとりひとりご理解いただけるまで、説明します。
そのため、ときどき待ち時間が長くなってしまうこともあります。
来年は、さらにシステムの効率化を図れるようにします。
「眼科でなんて言われたね?」
目の話をご家庭で伝えるのは、難しいことがあります。
画像無しでは、イメージしにくいためです。
ご家族への説明だけでも遠慮なく、来院されてください。
お帰りになった後でも聞きたいことがあれば、メモしておいてください。
次回の診察でお答えします。
「問診票フォーム」も、本当にたくさんのかたが送信してくださるようになりました。
スマホ・タブレット・PCから、時間をかけて記入できることが良いです
こどものお医者さんになるために長崎で医学部に入ったですが、卒業時には眼科医を目指すことになり、アメリカにまで行ってしまい一番楽しく勉強したのはなぜか免疫学🧪
今になって、たくさんのこどもさんに関わることになっていて不思議です。
赤ちゃんからご年配の方まで、毎日多くのかたへ目の診療に携わる日々:
たくさんの方にお世話になって、いまの環境になりました。
とてもありがたく、診療をさせていただいています。
藤崎・高取・西新地区:地域の方たちとの交流
西新駅〜藤崎駅 2つの駅に渡って、活気のある商店街が形成されています。
「サザエさん通り商店街」:
高取商店街・藤崎通り商店街・西新中央商店街・中西商店街・西新オレンジ通り商店街
一通り歩いたら、声をかけてくださる方も増えました。
楽しかった“高取商店街土曜夜市“もあわせて、
今年は、商店街のイベントは全部中止になってしまいました。
いまは別のかたちで、商店街の活性化に関わるお話を進めています。
ピアノを弾いてきて良かったなと思うことも多いです。
手術をしない眼科診療
少人数のスタッフで、質の高い診療を行うことができています。
受付・診療でもmacその他ITを最大限に使ったシステムです。
眼の状況を充分に把握して、適切な対応をお話します。
○こどもさんがたくさん来院されます:小児眼科
弱視・斜視・近視進行抑制(予防)
常勤 複数名の「視能訓練士」が、毎日こどもの目の検査を一生懸命にしてくれています。
適切な眼鏡合わせ、低容量アトロピン点眼、オルソケラトロジー 等:
大切なこどもの目が、健康に育つよう後押しする役割です。
○緑内障
自覚症状のないところから発見されることが、度々あります(=眼科の予防医学)。
眼科医が気づくことに加えて、昔と比べて医療機械が発達したことが大きいです。
過度な心配につながることがないように、現在の状態と今後の見通しをお話しています。
今年は緑内障のレーザー治療(選択的レーザー線維柱帯形成術; SLT)を開始、有効性を確認できつつあります。
○デジタル眼精疲労・IT眼症
調節機能解析装置(アコモレフ):
眼精疲労の状態をグラフであらわした診療。
点眼・その他の対応をお話します。
○ぶどう膜炎・虹彩炎・強膜炎・角膜炎・ドライアイ
免疫学の知識を最大限に使って、診療する分野です。
九州大学ぶどう膜外来の先生たちと、日頃からお話しています。
○眼科レーザー
緑内障(SLT)の他、
網膜裂孔・糖尿病網膜症・後発白内障・網膜静脈閉塞症等、必要に応じて対応します。
○網膜剥離・白内障・眼瞼下垂・涙道疾患 等
手術の必要性の有無を判断し、ご説明します。
眼科手術専門の先生と、高取での患者さんの行き来も増えました。
いつもありがとうございます。
○ものもらい(霰粒腫)
点眼で治らず必要あれば、まぶたの裏側から切開します。
こどもさんは根気強く長くみていって、切らずに良くなることがほとんどです。
○円錐角膜
角膜形状解析装置(角膜トポグラフィー)を用いた診療:
乱視が強い方に、円錐角膜がわかることがあります。
必要に応じて、専用のコンタクトレンズ(ローズK)を合わせます。
○市外・県外への引っ越し
いろいろな繋がりから、お引越先近くの先生をご紹介させていただくことも増えました。
遠くの先生方いつもありがとうございます。
その他全ての眼科疾患に対して、患者さんにとって一番良い方法を取れるようお話します。
今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございます。