本日でちょうど開院3周年となりました。
たくさんの方にお世話になって現在があります。
いつも本当にありがとうございます。
手術室のない小さなスペースの眼科で、説明を尽くす仕事をすることにしました。
地域でたくさんの患者さんの診療にあたらせていただけること、
とても嬉しく心穏やかに毎日の診療をおこなっています。
現在までの主な取り組み・特徴は以下の通りです:
○ 医療事務受付スタッフの、患者さんにやさしい対応
○ 視能訓練士がおこなう、高い技術の眼科検査
皆の素晴らしい個性があります、良さを最大限に発揮していただける職場にしたいと思っています。
○ Macの電子カルテと画像ファイル
○ 説明用モニターの設置:綺麗な画像を提示
○ iPad proを用いた画像の説明
その他、最大限にITを使った眼科診療
○ コロナの世の中に対応する、眼科診療の空間的・時間的分離
○ 各種医療機器による、目の状態の包括的な把握
2018.10月開院時 アコモレフ(調節機能解析装置)を導入、眼精疲労の説明
2018.11月 角膜内皮細胞測定装置を導入
2019.5月 角膜形状解析装置を導入、円錐角膜・オルソケラトロジー治療を開始
2020.7月 YAGレーザー治療装置を導入、手術しない緑内障治療(SLT)を開始
2020.12月 スポットビジョンスクリーナーを導入、弱視の早期発見を
2021.7月 中心フリッカー値測定器を導入、視神経炎等の視神経疾患に対応
2021.7月 大型弱視鏡(シノプトフォア)を導入、斜視・両眼視機能(立体視)等の検査に対応
2021.8月 超広角眼底撮影・共焦点走査型ダイオードレーザー検眼鏡を導入、網膜・ぶどう膜・緑内障診療の拡充
(眼底三次元画像解析・網膜血管撮影等 一体型装置)
* 瞳孔を開かずに、綺麗な眼底の画像をお見せできています
小さなスペースでも、目の状態を広く詳細に把握することができるようになりました。
なるべく手術をしなくて良い治療を、お話できるようにしています。
○ 帰宅されたあとでも説明を思い出していただけるように、説明の内容をホームページ内へ記載
(多方面の文献の整理)
○ 眼科手術専門医師との連携
○ 九州大学ぶどう膜外来との連携
ぶどう膜炎のサブスペシャリティー
〜2018.6月まで勤務医をしている時の迷いは、
説明がうまくいかないことがあったことを感じていたことでした。
目のことを理解していただけるように説明するのは、簡単ではありません。
・患者さんが理解できるまでのお話をしたい
・ぶどう膜炎の患者さんが、いつでも受診できるように
・英語しか話せない患者さんも、気兼ねなく受診できるように
と決めて、高取商店街に2018年10月に独立開業しました。
いまは最小の組織で上記が揃うことによって、開院前に思っていた通りの診療に近づけている実感を持てています。
眼科の「予防医学」は、一貫して診療の中心となっています。
医師ひとりで丁寧に説明を行うことができる範囲の診療を、今後も継続します。
今年春からは、商店街の運営に少しだけ携わることにもなりました。
音楽のつながりから、こどもたちが楽しい企画も予定しています。
わからないこと・ご不安なことがあったら、全部たずねていってください。
今後ともよろしくお願いします。