よみもの/最新情報– eye topics –
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外傷性散瞳:目をぶつけたあとの後遺症
目の怪我(鈍的外傷)の後に、瞳孔が広がったままになってしまうことがあります。 目をカメラで例えると、「瞳孔」は、「絞り」に当たる部分です。目/カメラに入ってくる光の量を調節します。 目/カメラに入る光線の数を調節する、門番のような役割をし... -
眼科の待ち時間・IT・土曜日の診療
比較的空いている時間は、・朝早めの時間(9:00-10:00)・平日午前中・午後診療開始時(14:00-15:00) 混雑しがちな時間は、・平日15:00以降(小学校が終わる時間〜)・土曜日午前(午後診療はおこなっていません) 特に予約は必要ありません。ご希望の方... -
「メガネをかけたサッカー選手」:規定/スポーツ用のメガネとは?
“メガネかけていても、激しいスポーツはできます”メガネをかけて世界の試合で大活躍している、一流のサッカー選手たちのご紹介です。 スポーツ用のメガネは、FA・FIFAの規定でも認められています。 FA: The Football Association, フットボールアソシエー... -
妊娠中・授乳中:緑内障の管理
緑内障の治療中に妊娠したら 妊娠希望の時期に緑内障に罹患したら 妊婦さんの緑内障:出産時のリスク/帝王切開の方が良いか? 緑内障の点眼薬は、妊娠中の安全を保証されていないものがほとんどです。そのため、・母体の緑内障の進行・胎児の安全双方を考... -
「白内障が進行すると緑内障になる」とは
白内障が進むと、水晶体は大きくなります。大きくなった水晶体は、目の中の水の通り道「隅角」を狭くしてしまうことがあります: 眼圧が上がる→目の中の神経「網膜」へのダメージが進む そのため、「眼圧を下げるために水晶体を取る」=「早めの白内障手術... -
新型コロナウイルス感染後の目:網膜血管障害
目の血管は、体内で唯一直視できる血管です。 そのため脳神経外科・循環器内科・神経内科 等、眼科以外の診療科の医師も眼底所見を診断の助けにすることがあります。 2022年に入り、新型コロナウイルス感染症罹患後の血管の変化につき・心臓血管・網膜血管... -
目の中の炎症を写し出す「飛蚊症」:後部ぶどう膜炎
飛蚊症は、目の中(眼球内)の炎症に伴うこともあります。 飛蚊症の症状から「後部ぶどう膜炎」が発見されるお話です。 目の中の炎症を写し出す「飛蚊症」:後部ぶどう膜炎 非炎症性の“生理的飛蚊症” 生理的飛蚊症の原因「後部硝子体剥離(こうぶしょうし... -
2022年 年始のご挨拶
たける眼科は2018年10月に開院後、4年目になりました。 2021年もたくさんの患者さんの診療に携わることができました。お世話になった皆さまに心から感謝いたします。 一緒に働いてくれるスタッフの皆にとっては、心穏やかに働ける職場環境を続けることで:... -
雪目・雪盲:「電気性眼炎」
電気性眼炎(Photokeratitis)は、“目が日焼け”したような状態です。前眼部の炎症です。角膜:目の前面の透明な窓である薄い表面層結膜:白目とまぶたの内側を覆う透明な組織 目に直接紫外線が当たって数時間後、主に黒目(角膜)が障害を受けます1。 雪目... -
免疫学「吉村昭彦教授」の紫綬褒章受賞
九大免疫学教室のころの教授「吉村昭彦先生」は、いま慶應の教授をされています。今回の紫綬褒章の受賞の連絡で、同窓会メールが盛り上がりました。おめでとうございます。 紫綬褒章とは、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分...