緑内障の目薬:種類と副作用、さし忘れたときは

「目薬が3本に増えて、どれが何の薬なのか、わからなくなってきました」

「朝さし忘れたら、夜に2回さしたほうがいいですか」

緑内障の点眼治療を続けている患者さんから、診察室でよくいただく質問です。

緑内障の点眼薬は種類が多く、1日1回のもの、2回・3回のもの、2つの成分を1本にまとめた配合点眼薬まであります。

本記事では、緑内障の点眼薬の種類と特徴、副作用、配合点眼薬、2022年以降に登場した新しい薬、正しいさし方、そしてさし忘れたときの考え方を順に整理します。

緑内障そのものの説明は、緑内障のページにまとめています。

Table of Contents

点眼薬は房水を「減らす」か「流す」か、副作用は薬ごとに違い、続けることがいちばん大切です

緑内障の点眼薬は、目の中を流れる水(房水)を「つくる量を減らす薬」と「外へ流しやすくする薬」に大きく分かれます。

最初に使われることが多いのは、1日1回のプロスタグランジン関連薬(PG関連薬)です1。

副作用は薬の系統ごとに大きく異なります。充血、まぶたのかぶれ、まつ毛が伸びる、目のくぼみ、喘息や脈への影響などがあります。薬を変えられることが多いので、気になるときは我慢せずにご相談ください。

緑内障の点眼で大切なのは、自分に合った薬を、決められた回数で毎日続けることです。

「1回1滴」「さしたら目を閉じて目頭を押さえる」「2種類以上なら5分以上あける」の3つを守ることが、薬の効果を十分に引き出し、副作用を減らすことにつながります1。

そもそも、緑内障の点眼で何をしているのか

前眼部の断面図。毛様体でつくられた房水が、線維柱帯からシュレム管を通って目の外の血管へ流れる様子を示している(参天製薬提供図にシュレム管の表示を追記)
房水は毛様体でつくられ、線維柱帯からシュレム管を通って目の外へ流れます(画像提供:参天製薬株式会社、シュレム管の表示は当院で追記)

緑内障の治療で、効果が確かめられている方法は眼圧を下げることです1。

目の前のほう(黒目の裏側)は、毛様体という組織でつくられる房水という水で満たされ、流れています。房水は目の中を流れたあと、出口から外へ出ていきます。

出口は2つあります。

1つは、黒目のふちの奥(隅角)にある線維柱帯(せんいちゅうたい)からシュレム管へ抜ける「主な出口」です。もう1つは、毛様体の筋肉のすき間から目の外側へしみ出していく「もう1つの出口」(ぶどう膜強膜流出路)です。

蛇口から水が入り、排水口から出ていく洗面台にたとえると、点眼薬の働きは「蛇口を絞る」か「排水口を広げる」かのどちらかです。

緑内障のページでは、点眼薬を「主な出口から流す薬」「もう1つの出口から流す薬」「つくる量を減らす薬」の3つに分けて紹介しています。本記事でも、同じ分け方で説明します。

緑内障の点眼薬の働きを洗面台にたとえた図。蛇口(毛様体)から入る房水の量を減らす薬(β遮断薬・炭酸脱水酵素阻害薬・α2作動薬)、主な出口(線維柱帯)から流す薬(ROCK阻害薬など)、もう1つの出口(ぶどう膜強膜流出路)から流す薬(主にFP受容体作動薬)を矢印で示している
緑内障の点眼薬の主な働きを示した模式図です。EP2受容体作動薬は両方の出口から流し、α2作動薬はつくる量を減らす働きと流す働きの両方をもちます
緑内障の薬物治療(眼圧を下げる仕組み)の図解:眼球前部の断面図で、房水が毛様体(上皮)で産生され線維柱帯から排出される流れと、薬が作用する3つの部位を番号で示す(参天製薬提供)
(1) FP受容体作動薬、(2) β遮断薬・炭酸脱水酵素阻害薬・α2作動薬、(3) ROCK阻害薬などの主な作用点です(画像提供:参天製薬株式会社)

緑内障の点眼薬の種類と特徴

日本緑内障学会のガイドライン(第5版、2022年)では、緑内障の点眼薬を、配合点眼薬を含めて9つの系統に分けています1。

主なものを、働き・1日の回数・代表的な薬で整理しました。

系統主な働き1日の回数代表的な薬(一般名/主な商品名)
FP受容体作動薬(PG関連薬)もう1つの出口から流す1回ラタノプロスト(キサラタン®)、トラボプロスト(トラバタンズ®)、タフルプロスト(タプロス®)、ビマトプロスト(ルミガン®)
EP2受容体作動薬(PG関連薬)主な出口ともう1つの出口の両方から流す1回オミデネパグ(エイベリス®)
β(ベータ)遮断薬つくる量を減らす2回(製剤により1回)チモロール(チモプトール®)、カルテオロール(ミケラン®)、ベタキソロール、レボブノロール
α1β遮断薬つくる量を減らす+もう1つの出口から流す2回ニプラジロール(ハイパジール®)
炭酸脱水酵素阻害薬つくる量を減らす2〜3回(ドルゾラミド3回、ブリンゾラミド2回〈効果が不十分なら3回〉)ドルゾラミド(トルソプト®)、ブリンゾラミド(エイゾプト®)
α2(アルファツー)作動薬つくる量を減らす+もう1つの出口から流す2回ブリモニジン(アイファガン®)
ROCK(ロック)阻害薬主な出口から流す2回リパスジル(グラナテック®)
α1遮断薬もう1つの出口から流す2回ブナゾシン(デタントール®)
イオンチャネル開口薬主な出口から流す2回イソプロピル ウノプロストン(レスキュラ®)
副交感神経作動薬主な出口から流す(間接的)3〜5回ピロカルピン(サンピロ®)

出典:緑内障診療ガイドライン(第5版)表2「主な緑内障点眼薬とその特徴」1をもとに、商品名を各薬剤の電子添文2で確認して作成。1日の回数は、代表的な薬の電子添文にある通常の用法で、ガイドラインの表とは一部異なります。同じ系統でも製剤により異なります(チモプトール®XE・ミケラン®LAは1日1回、ROCK阻害作用をもつネタルスジル〈ロープレッサ®〉は1日1回など)。実際の回数は、処方のときの指示にしたがってください。表ではPG関連薬(プロスタノイド受容体関連薬)をFPとEP2の2行に分け、配合点眼薬は別の表にしています。2022年以降に登場した薬は後の節で紹介します。

系統ごとに、1日にさす回数の目安を示した図。1日1回:PG関連薬、ネタルスジル。1日1〜2回:β遮断薬(XE・LAは1日1回)。1日2回:α2作動薬、α1β遮断薬、α1遮断薬、リパスジル(ROCK阻害薬)。1日2〜3回:炭酸脱水酵素阻害薬。同じ系統でも製剤によって回数が違うため、処方時の指示を優先する
系統ごとの1日の回数の目安です。ネタルスジル(ロープレッサ®)は1日1回、ニプラジロールは1日2回など、同じ系統でも製剤によって違います

ガイドラインでは、開放隅角緑内障の第一選択として、FP受容体作動薬が最も多く使われています。理由として、眼圧を下げる力、1日1回で済むこと、副作用の面で使いやすいことが挙げられています1。

β遮断薬とEP2受容体作動薬も、最初の薬になりうるとされています。ただし、β遮断薬は、喘息や一部の心臓の病気がある方には使えないことがあります。EP2受容体作動薬は眼内レンズの入った目には使えません。使う前に確認が必要です1,2。

炭酸脱水酵素阻害薬、α2作動薬、ROCK阻害薬などは、添付文書上「他の緑内障治療薬で効果が不十分な場合」などに使う薬です。そのため、多くは2剤目以降に追加されます2。

たける眼科では、多くの場合、1日1回のFP受容体作動薬から始めます。

目のくぼみやまつ毛の変化が気になる方、片方の目だけの治療で左右の見た目に差が出るのを避けたい方には、EP2受容体作動薬も選択肢としてご相談します。

正常眼圧緑内障でも、最初の薬の選び方はほぼ同じです。

薬を増やす前に、見直すこと

1本目の薬で眼圧が十分に下がらないとき、すぐに2本目を足すとは限りません。

ガイドラインでは、まず別の薬への変更を考え、できるだけ1種類で治療することを目指すとされています1。また、FP受容体作動薬にβ遮断薬や炭酸脱水酵素阻害薬を追加した研究をまとめ、追加の眼圧下降幅は1〜1.5 mmHg程度だったと紹介しています1。追加する薬や目の状態によって効果は異なります。

3種類の薬を使っても目標の眼圧に届かないときは、レーザー治療や手術も選択肢に入れて考える時期とされています1。

副作用:目の表面、全身、見た目の変化

点眼薬の副作用は、大きく3つに分けると整理しやすくなります。

目の表面に出るもの(充血、しみる、かぶれ)、全身に出るもの(喘息、脈への影響、眠気)、見た目に出るもの(まつ毛、色素沈着、目のくぼみ)です。

緑内障の点眼薬の副作用を3つに分けた図。目の表面:充血、しみる、まぶたのかぶれ。全身:喘息の悪化・脈が遅くなる(β遮断薬)、眠気・めまい(α2作動薬)。見た目:まつ毛が伸びる、色が濃くなる、目のくぼみ(主にFP受容体作動薬)
主な副作用を3つに分けた図です。黄斑浮腫など、この図に入らない副作用もあります
系統主な副作用気をつけること
FP受容体作動薬充血、まつ毛が伸びる、茶目やまぶたの色が濃くなる、目のくぼみまぶたについた薬液はふき取るか洗顔する
EP2受容体作動薬充血、黄斑浮腫(網膜の中心のむくみ)眼内レンズの入った目・水晶体のない目には使えない。タフルプロストと一緒に使えない
β遮断薬脈が遅くなる、血圧が下がる、気管支が狭くなる(喘息の悪化)喘息や一部の心臓の病気では使えないことがある
炭酸脱水酵素阻害薬しみる(ドルゾラミド)、点眼直後のかすみ・味の変化(ブリンゾラミド)重い腎臓の病気では使えない
α2作動薬数か月たってからのかぶれ(アレルギー)、眠気・めまい車の運転に注意。2歳未満には使えない
ROCK阻害薬充血(リパスジルでは多くが一時的)、まぶたのかぶれ。ネタルスジルでは渦巻き角膜・角膜上皮浮腫かすみ・見えにくさはすぐ受診。かぶれが続くときはご相談を

出典:緑内障診療ガイドライン(第5版)表21と各薬剤の電子添文2をもとに、主なものをまとめました。ここに挙げた以外の副作用が起こることもあります。すべての点眼薬は充血・角膜の傷・アレルギーを起こしうるとされており、同じ成分でも製剤によって副作用が異なります1。

目の表面に出る副作用

充血が目立ちやすいのは、PG関連薬、EP2受容体作動薬、ROCK阻害薬です。

ROCK阻害薬のリパスジル(グラナテック®)では、添付文書で結膜充血が69.0%と記載されています2。1年間使い続けた国内の試験では、充血の97%が軽度でした。また、約8割は点眼後しばらくすると自然に引く一過性のものでした3。

同じ試験では、まぶたのかぶれ(眼瞼炎)が20.6%、アレルギー性結膜炎が17.2%にみられました。これらで点眼を中止した方は、中止後すべて回復しています3。

α2作動薬のブリモニジン(アイファガン®)は、使い始めてすぐではなく、数か月たってからかぶれ(アレルギー)が出ることがあります。タイで2,850人を対象に行われた研究では、アレルギーが5.5%に起こり、発症までの期間の中央値は32週でした4。

炭酸脱水酵素阻害薬では、ドルゾラミド(トルソプト®)で、しみる・異物感などの刺激症状がみられます。添付文書では、その頻度が24.4%と記載されています。ブリンゾラミド(エイゾプト®)は白くにごった懸濁液で、点眼の直後に少しかすむことや、苦みなど味の変化が出ることがあります2。

防腐剤(ベンザルコニウム塩化物)は、長く多くの点眼を使うほど、目の表面の傷や乾きの原因になりうると考えられています5。

防腐剤を含まない「ミニ」製剤(タプロス®ミニ、エイベリス®ミニ、コソプト®ミニなど)もあります。ただし保険上は、防腐剤に過敏な方や角膜に傷がある方などに使う場合に限られます。誰でも選べるわけではありません2。

たける眼科では、角膜の傷やドライアイが目立つ方、しみる・かぶれるといった症状がある方に、防腐剤を含まない製剤への切り替えをご相談しています。

全身に出る副作用

点眼薬でも、一部は鼻の奥の粘膜から吸収されて全身に届きます。

β遮断薬(チモロールなど)は、気管支を狭くしたり、脈を遅くしたりすることがあります。そのため添付文書では、気管支喘息(過去にかかったことがある場合を含む)や重い慢性閉塞性肺疾患(COPD)のある方には使えないとされています。コントロールできていない心不全、脈が遅い方、房室ブロック(2度・3度)のある方も同じです2。

チモロールの添付文書には、糖尿病の方で低血糖の症状が気づきにくくなることがある、という注意もあります2。

喘息の治療中の方、心臓の病気で通院中の方は、点眼薬が処方される前に、病気のことを伝えてください。β遮断薬を含まない薬や配合点眼薬を選べます。

点眼後に目を閉じて目頭(涙囊部)を押さえると、チモロールの全身への吸収が60%以上減ったことが、健康な方を対象にした研究で報告されています6。

目頭を押さえる理由を示した模式図。押さえないと薬が涙の通り道から鼻やのどへ流れて全身に吸収される。目頭を押さえると薬が目の中にとどまり、全身への吸収が減る
目頭を押さえると、薬が鼻やのどへ流れにくくなり、全身への吸収が減ります

α2作動薬のブリモニジンは、眠気やめまいが出ることがあり、添付文書では車の運転などに注意するよう記載されています2。

ブリモニジンは、乳幼児で強い眠気などが報告されており、2歳未満には使えません2。

見た目に出る副作用(主にFP受容体作動薬)

FP受容体作動薬の副作用で、患者さんが気にされることが多いのは見た目の変化です。

1つ目は、まつ毛が長く・濃く・多くなることです。ビマトプロスト(ルミガン®)では、添付文書で睫毛(まつげ)の異常が52.8%と記載されています2。

2つ目は、茶目(虹彩)やまぶたの色が濃くなることです。ラタノプロスト(キサラタン®)の添付文書に記載された頻度は2.37%ですが、日本人の目を写真で1年間追った研究では、約半数に虹彩の色の変化が確認されました7。

数字の差は、評価の方法や対象、観察期間などが違うためで、単純には比べられません。添付文書にも、もともと茶色い虹彩では変化が軽く、診察ではわからないことが多いと書かれています2。

色が少し濃くなることは珍しくありませんが、日本人の茶色い目では目立ちにくい、というのが実態に近いと考えます。

3つ目は、上まぶたのくぼみ(上眼瞼溝深化)です。日本人250人を写真で評価した研究では、上まぶたのくぼみの頻度はビマトプロスト60.0%、トラボプロスト50.0%、ラタノプロスト24.0%、タフルプロスト18.0%、ウノプロストン8.0%でした。これはこの研究で見られた割合で、一人ひとりに起こる確率や、薬の順位を示すものではありません8。

主にFP受容体作動薬で起こりうる見た目の変化を示した図。まつ毛が長く・濃くなる、茶目やまぶたの色が濃くなる、上まぶたがくぼむ。まぶたについた薬液はふき取るか洗顔する
主にFP受容体作動薬で起こりうる見た目の変化です。まぶたについた薬液は、ふき取るか洗顔してください

添付文書でも、まぶたについた薬液はふき取るか、洗顔するよう記載されています2。

黄斑浮腫(EP2受容体作動薬)

EP2受容体作動薬のオミデネパグ(エイベリス®)は、虹彩の色素沈着やまつ毛の変化が起こりにくい薬です1。

一方で、網膜の中心(黄斑)がむくむ黄斑浮腫に注意が必要です。添付文書では、国内の臨床試験で黄斑浮腫が5.2%に報告され、いずれも眼内レンズの入った目でした。そのため、眼内レンズの入った目と水晶体のない目には使えない(禁忌:使ってはいけない条件)とされています2。

白内障の手術を受けた方は、手術を受けたことを診察時に伝えてください。見え方がかすむ、ゆがむ、見えにくいと感じたときは、すぐに受診してください。

また、オミデネパグとタフルプロスト(タプロス®)は一緒に使えません2。

副作用が気になったら、薬を変えられることが多い

副作用がつらいときは、自己判断で点眼をやめずに、ご相談ください。

ただし、息苦しさ、強いめまいや意識が遠のく感じ、急に見えにくくなったといった症状が出たときは、次の受診を待たずに、すぐに当院または近くの医療機関へ連絡してください。

緑内障の点眼薬は系統が多いので、副作用の出方を見ながら変更できることが多くあります。たとえば次のような例です。

国内の小規模な報告では、目のくぼみが気になる方がFP受容体作動薬からオミデネパグに切り替えたところ、7か月でくぼみが改善しました。対象は23人で、客観的な評価で76%、自覚で95%が改善し、眼圧は保たれていました9。ただし、小さな報告で比べる群がなく、すべての方に当てはまるとは限りません。

リパスジルでまぶたのかぶれが続く場合は、中止すると回復することが報告されています3。

喘息がある方には、β遮断薬を含まない薬の組み合わせを考えます。

防腐剤で目の表面が荒れる方には、防腐剤を含まない製剤への切り替えを考えます2。

どの薬に変えるかは、眼圧の下がり方や目の状態、ほかの病気を見て判断します。気になる変化があれば、次の受診を待たずにご相談ください。

配合点眼薬:2つの薬を1本に

配合点眼薬は、2つの成分を1本の容器にまとめた点眼薬です。国内の配合点眼薬は、すべて2成分のものです1。

2本を1本にできれば、さす回数と、間隔を空ける手間が減ります。ガイドラインでも、多剤併用のときの配合点眼薬は、アドヒアランス(患者さんが納得して治療を続けること)の向上に有用とされています1。

2本の点眼薬を5分あけてさす代わりに、2つの成分を1本にまとめた配合点眼薬を使うと、さす回数と待ち時間が減ることを示した図。同じ成分の目薬と重ねて使わない
配合点眼薬は、2つの薬を1本にまとめたものです。同じ成分の目薬と重ねては使いません(間隔は薬によって10分以上のものもあります)
販売名成分(系統)1日の回数β遮断薬を含む気をつけること
ザラカム®ラタノプロスト(FP)+チモロール(β)1回含む喘息・一部の心臓の病気
デュオトラバ®トラボプロスト(FP)+チモロール(β)1回含む喘息・一部の心臓の病気
タプコム®タフルプロスト(FP)+チモロール(β)1回含む喘息・一部の心臓の病気、オミデネパグと併用不可
ミケルナ®カルテオロール(β)+ラタノプロスト(FP)1回含む喘息・一部の心臓の病気。ほかの目薬のあと、最後に10分以上あけてさす
コソプト®(ミニあり)ドルゾラミド(炭酸脱水酵素阻害)+チモロール(β)2回含む喘息・一部の心臓の病気、重い腎臓の病気
アゾルガ®ブリンゾラミド(炭酸脱水酵素阻害)+チモロール(β)2回含む懸濁液(よく振る)。喘息・一部の心臓の病気、重い腎臓の病気
アイベータ®ブリモニジン(α2)+チモロール(β)2回含む喘息・一部の心臓の病気、2歳未満不可
アイラミド®ブリモニジン(α2)+ブリンゾラミド(炭酸脱水酵素阻害)2回含まない懸濁液(よく振る)。2歳未満不可、重い腎臓の病気
グラアルファ®リパスジル(ROCK)+ブリモニジン(α2)2回含まない充血。2歳未満不可

出典:各薬剤の電子添文2(KEGG MEDICUS、2026年9月23日確認)。「気をつけること」は主な禁忌・注意の要約で、すべてではありません。

配合点眼薬で治療が続きやすくなるかについては、報告が分かれています。

アメリカのランダム化比較試験では、12か月の時点で決められた点眼の80%以上を点眼できていた人が、配合点眼薬で32%、2本に分けた場合で11%でした10。

日本の保険データでも、2剤目に配合点眼薬を使った人のほうが、12か月後も続けていた割合が高かったという報告があります(47.6%と24.9%)11。一方で、1年後の継続率に差がなかったという報告もあります(39.0%と41.7%)12。

配合点眼薬は本数を減らす有力な手段ですが、配合にすれば必ず続くわけではありません。

注意点もあります。配合点眼薬と、同じ成分の単剤を重ねて処方しないことです1。

また、β遮断薬を含む配合点眼薬には、β遮断薬と同じ禁忌(喘息・一部の心臓の病気など)がそのまま当てはまります2。

2022年以降に登場した新しい点眼薬

ガイドライン第5版(2022年)のあとに、新しい薬が3つ加わりました。承認日と発売日は分けて記載します。

薬(一般名)種類承認1日の回数主な臨床試験の結果
グラアルファ®配合点眼液(リパスジル+ブリモニジン)ROCK阻害薬を含む配合点眼薬2022年9月26日2回リパスジル単剤より1.4 mmHg、ブリモニジン単剤より1.8 mmHg多く眼圧が下がった13
セタネオ®点眼液0.002%(セペタプロスト)プロスタノイド受容体関連薬(FP・EP3受容体作動薬)2025年8月25日(発売は同年10月23日)1回ラタノプロストと比べて4週の眼圧の下がり方が劣らない(−5.77 mmHgと−6.10 mmHg)14
ロープレッサ®点眼液0.02%(ネタルスジル)ROCK阻害作用をもつ薬2026年6月19日(発売は同年8月17日)1回リパスジル(1日2回)と比べて4週の日中の眼圧の下がり方が大きい(4.65 mmHgと2.98 mmHg)15

出典:各薬剤の電子添文2、参天製薬の発表16,17、各臨床試験の論文。試験ごとに対象や条件が異なるため、薬どうしの単純比較はできません。

セタネオ®は、国内の試験で結膜充血が29.6%(ラタノプロストは8.6%)と多くみられましたが、多くは軽度でした14。添付文書では、まつ毛の異常が18.2%、虹彩の色素沈着が0.3%と記載されています2。

ロープレッサ®は、添付文書で結膜充血が55.9%、角膜に渦巻き状の模様が出る「渦巻き角膜」が21.7%と記載されています2。また、角膜の表面がむくむ「角膜上皮浮腫」が起こることがあり、かすみや視力の低下を感じたら受診するよう記載されています2。添付文書上は、ほかの緑内障治療薬で効果が不十分な場合や使えない場合の薬です2。

新しい薬は発売から一定期間、1回に処方できる日数が14日分までに限られています。電子添文の記載では、セタネオ®は2026年10月末まで、ロープレッサ®は2027年8月末までです2。

新しい薬は、長く使ったときのデータがまだ少ないことも事実です。今使っている薬で眼圧が安定していれば、あわてて切り替える必要はありません。

治療薬は、眼圧の下がり方、副作用、ほかの病気などを確認し、一人ひとりに合わせて選びます。今の薬から切り替えるかどうかも、同じようにご相談します。

正しい点眼のさし方

ガイドラインには、正しい点眼の方法として次の6つが示されています1。

  1. 点眼の前に手を洗う
  2. 容器の先がまつ毛に触れないようにする
  3. 通常は1回1滴にする
  4. 点眼後は静かに目を閉じ、目頭(涙囊部)を押さえる
  5. 目のまわりにあふれた薬液はふき取り、手についた薬液は洗い流す
  6. 2種類以上の点眼薬を使うときは、5分以上あける

目を閉じて目頭を押さえる時間は、添付文書では1〜5分とされています2。目の中に薬がとどまりやすくなり、全身への吸収が減ります6。

正しい点眼のさし方を6つの手順で示したイラスト。1 手を洗う、2 容器の先をまつ毛に触れさせない、3 1回1滴、4 目を閉じて目頭を押さえる(1〜5分)、5 あふれた薬はふき取る、6 次の目薬まで5分以上あける
点眼は通常1回1滴で十分です。さしたあとは目を閉じて目頭を軽く押さえます。回数や間隔は、処方のときの指示を優先してください

「できているつもり」でも、半数は失敗している

点眼は毎日のことなので、自分ではうまくできていると思いがちです。

アメリカの研究では、点眼に慣れた緑内障の患者さんの92.8%が「問題なく点眼できている」と答えました。しかし、実際に容器を目に触れさせずに1滴だけ入れられた人は、容器の種類によって21.9〜30.8%にとどまりました18。

日本の緑内障の患者さんが点眼する様子を録画した研究でも、評価できた56人の54%が失敗していました。「うまく点眼できている」と答えた人でも、56%が実際には失敗していました19。年齢が高い方、視野の中心の感度が下がっている方などで失敗が多い傾向でした19。

さし方に不安があれば、診察のときにご相談ください。

さす順番と間隔

2種類以上の点眼薬を使うときは、基本は5分以上あけます1。

ただし、とろみのある点眼薬は、先にさすとあとからさす薬の吸収を妨げるおそれがあるため、最後にさします。チモプトール®XE、ミケラン®LA、ミケルナ®は、添付文書で「ほかの点眼薬をさしたあと、最後に10分以上あけて」と記載されています2。

白くにごった懸濁液(エイゾプト®、アゾルガ®、アイラミド®)は、よく振ってからさし、ほかの点眼薬とは10分以上あけます2。

2種類以上の目薬をさす順番と間隔を示した図。ふつうの目薬どうしは5分以上あけ、とろみのある目薬は最後に10分以上あけてさす。白くにごった目薬はよく振り、ほかと10分以上あける
2種類以上の目薬は5分以上あけ、とろみのある目薬は最後にさします
点眼薬の容器と中身のちがいを示した図。ふつうの点眼瓶(透明な液体、開けてからの使用期限に注意)、使い切りのミニ(防腐剤なし、1回使ったら残りは捨てる)、白い懸濁液(よく振ってからさし、ほかの目薬とは10分以上あける)、とろみのある薬(ほかの目薬のあと、最後に10分以上あけてさす)
点眼薬の容器と中身のちがいです。色や形は、商品やジェネリックによって異なります

具体的な順番は処方の組み合わせで変わります。お薬の説明書や、薬剤師の説明にしたがってください。

さし忘れたとき

実は、緑内障の点眼薬の添付文書には、飲み薬の「飲み忘れたとき」にあたる「さし忘れたとき」の記載がありません。ただし、製薬会社の患者さん向けの説明書(くすりのしおり)には、薬ごとの対応が書かれているものもあります22。

ガイドラインには、決められた用法より点眼の回数や量を増やしても眼圧を下げる効果は増えず、副作用が増えると書かれています1。

さし忘れに気づいても、2滴さしたり、2回分をまとめてさしたりはしないでください。

1回忘れても、すぐに効果が切れるわけではありません

1日1回のPG関連薬は、効き目が比較的長く続く薬です。トラボプロストでは、最後の点眼から84時間後まで眼圧が治療前より低かったという小規模な試験(21人)があります20。

一方で、ラタノプロストの中止を調べたメタ解析では、4週間やめると眼圧を下げる効果はほぼ消えていました21。

1回の忘れで大きく変わることは少なくても、忘れが重なれば効果は抜けていきます。ただし、これらの数字は、点眼を飛ばしてよい期間を示すものではありません。

たける眼科の考え方

お薬の説明書(くすりのしおり)や、処方のときに指示がある場合は、そちらを優先してください。

特に指示がない場合、当院では次のようにお伝えしています。

その日のうちに気づいたときは、気づいた時点で1滴さしてください。ただし、次にさす時刻が近いときは、忘れた1回は飛ばして、次の回からいつもどおりにします。

翌日になって気づいたときは、前の日の分は飛ばして、その日の分からいつもどおりにさしてください。

どちらの場合も、2滴さしたり、2回分をまとめてさしたりはしません。

1日1回の薬は、補ってさした日はそれで終わりにし、翌日からいつもの時刻に戻します。1日に2回さすことはしません。迷ったときは、医師・薬剤師にご確認ください。

1日2〜3回の点眼薬は、忘れた回数が多いほど効果が下がりやすくなります。歯みがきや食事など、毎日必ずすることと点眼を結びつけると忘れにくくなります。

1日1回の点眼は、処方のときに指示された時刻にさしてください。生活に合わせて時刻を変えたいときは、ご相談ください。

さし忘れに気づいたときの流れを示したフローチャート。お薬の説明書や処方時の指示があればそちらを優先。その日のうちに気づいたら、次にさす時刻が近くなければ1滴さし、近ければ忘れた1回は飛ばす。翌日に気づいたら前の日の分は飛ばす。1日1回の薬は、補ってさした日はそれで終わり。2滴さしたり2回分をまとめてさしたりしない。たける眼科の考え方
さし忘れたときの、たける眼科の考え方です。お薬の説明書や処方のときの指示がある場合は、そちらを優先してください

忘れた回数も、そのまま教えてください

緑内障の点眼を続けるのは、思っている以上に難しいことです。

日本の健康保険組合のデータ(平均47歳)では、緑内障の点眼を新しく始めた人のうち、1年後も続けていたのは60.9%で、約4割が中断していました23,1。

電子的に点眼を記録した研究では、実際に点眼していた割合の平均は71%でしたが、患者さん自身の申告は95%でした。また、受診の直前だけ点眼が増える傾向もみられました24。

受診前だけきちんとさしていると、ふだんより低い眼圧で「薬が効いている」と判断され、治療の見直しが遅れるおそれがあります。忘れた回数を伝えていただくほうが、正確に判断できます。

アメリカの大規模な研究では、点眼を守れている割合が高い人ほど、視野の悪化が遅い傾向がみられました25。観察研究のため、点眼を守ったこと自体が進行を遅らせたとまでは言えませんが、続けることの大切さを示す結果の1つと考えます。

たける眼科(福岡市早良区高取商店街)での対応

副作用が出たときは、我慢して続けたり、自己判断でやめたりせずにご相談ください。充血やまぶたのかぶれ、目のくぼみなどの症状に合わせて、薬の変更や、防腐剤を含まない製剤への切り替えを考えます。

息苦しさ、強いめまいや意識が遠のく感じ、急に見えにくくなったといった症状が出たときは、次の受診を待たずに、すぐに当院または近くの医療機関へ連絡してください。

点眼の本数や回数が負担になっている方には、配合点眼薬への切り替えをご提案します。

点眼が続けにくい方、副作用で合う薬が限られる方には、当院で行っているSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)も選択肢になります。手術が必要と考えられる場合は、手術を行う施設へご紹介します。

気になる方は、診察時になんでもお聴きになってください。

よくある質問

Q. コンタクトレンズをしたまま点眼してもいいですか?

多くの緑内障の点眼薬には防腐剤(ベンザルコニウム塩化物)が入っており、ソフトコンタクトレンズに吸着したり、レンズを変色させたりすることがあります2。点眼の前にレンズを外してください。

コンタクトレンズを再び着けるまでの時間は、添付文書で「5〜10分」「15分以上」など、製剤によって違います2。当院では、通常は15分以上あけてから着けるようお伝えしています。ただし、薬ごとに指定された間隔がある場合は、そちらを優先してください。たとえばチモプトール®XEは、製造元が30分以上、できれば1時間あけるよう案内しています26。

コンタクトレンズを使っている方の点眼の手順を示した図。1 レンズを外す、2 点眼する、3 15分以上あけてから着ける。薬ごとに指定された間隔がある場合はそちらを優先
コンタクトレンズは外してから点眼し、15分以上あけてから着けます。薬ごとに指定された間隔がある場合は、そちらを優先してください

Q. 市販の目薬と一緒に使ってもいいですか?

緑内障の点眼薬とほかの目薬を併用するときも、5分以上あけるのが基本です1,2。

市販の目薬の成分によっては、目の状態に合わないものもあります。使いたい目薬があれば、診察時に容器を見せてください。

緑内障の方が注意したい飲み薬については、別の記事にまとめています。

Q. どの順番でさせばいいですか?

基本はどの順番でも構いませんが、5分以上あけてください。とろみのある点眼薬(チモプトール®XE、ミケラン®LA、ミケルナ®)は最後に、10分以上あけてさします2。

詳しくは「さす順番と間隔」をご覧ください。

Q. 点眼薬はどう保存すればいいですか?

保存方法は薬ごとに違います。

たとえばキサラタン®は、保存の温度が2〜8℃(冷蔵)とされ、外箱を開けたら光を避けて保存し、容器のふたを開けてから4週間たったら残りは使わないことになっています2。防腐剤を含まないタプロス®ミニは、袋を開けたら遮光用の袋に入れて冷蔵庫(2〜8℃)で保存し、1回使ったら残りは捨てます2。

お薬の説明書にある保存方法にしたがってください。

Q. あお向けでさしてもいいですか?

構いません。キサラタン®などの添付文書には、原則としてあお向けの姿勢で点眼するよう書かれています2。

座ってさすのが難しい方は、横になってさすとうまくいくことがあります。

Q. 妊娠中・授乳中も続けていいですか?

ガイドラインでは、妊娠中は治療上の利益が危険を上回る場合に使うとされています1。授乳中は、多くの薬の添付文書で、治療の必要性と母乳で育てる利点の両方を考えて、薬ごとに判断するとされています2。

自己判断で中止せず、妊娠がわかった時点、または妊娠を考えている時点でご相談ください。詳しくは別の記事にまとめています。

参考文献

  1. 日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン改訂委員会. 緑内障診療ガイドライン(第5版). 日本眼科学会雑誌. 2022;126(2):85-177. https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/glaucoma5th.pdf
  2. 各薬剤の電子添文(添付文書). KEGG MEDICUS 医療用医薬品情報. 2026年9月23日閲覧. 参照した製剤と添付文書コードは下の「電子添文の一覧」を参照(URLは https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code= +コード).
  3. Tanihara H, Inoue T, Yamamoto T, et al. One-year clinical evaluation of 0.4% ripasudil (K-115) in patients with open-angle glaucoma and ocular hypertension. Acta Ophthalmol. 2016;94(1):e26-e34. doi:10.1111/aos.12829. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26338317/
  4. Chansangpetch S, Pongpisitkul P, Tipparut K, et al. Incidence of and factors associated with brimonidine allergy. PLoS One. 2025;20(6):e0325319. doi:10.1371/journal.pone.0325319. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40455725/
  5. Baudouin C, Labbé A, Liang H, Pauly A, Brignole-Baudouin F. Preservatives in eyedrops: the good, the bad and the ugly. Prog Retin Eye Res. 2010;29(4):312-334. doi:10.1016/j.preteyeres.2010.03.001. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20302969/
  6. Zimmerman TJ, Kooner KS, Kandarakis AS, Ziegler LP. Improving the therapeutic index of topically applied ocular drugs. Arch Ophthalmol. 1984;102(4):551-553. doi:10.1001/archopht.1984.01040030429017. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6704011/
  7. Latanoprost-Induced Iris Pigmentation Study Group. Incidence of a latanoprost-induced increase in iris pigmentation in Japanese eyes. Jpn J Ophthalmol. 2006;50(2):96-99. doi:10.1007/s10384-005-0288-7. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16604382/
  8. Inoue K, Shiokawa M, Wakakura M, Tomita G. Deepening of the upper eyelid sulcus caused by 5 types of prostaglandin analogs. J Glaucoma. 2013;22(8):626-631. doi:10.1097/IJG.0b013e31824d8d7c. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22936280/
  9. Sakata R, Fujishiro T, Saito H, et al. Prostaglandin-associated periorbitopathy symptom alleviation after switching prostaglandin F receptor agonist to EP2 receptor agonist in patients with glaucoma. J Ocul Pharmacol Ther. 2023;39(1):63-69. doi:10.1089/jop.2022.0096. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36318495/
  10. Barnebey HS, Robin AL. Adherence to fixed-combination versus unfixed travoprost 0.004%/timolol 0.5% for glaucoma or ocular hypertension: a randomized trial. Am J Ophthalmol. 2017;176:61-69. doi:10.1016/j.ajo.2016.12.002. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27993589/
  11. Shirai C, Matsuoka N, Nakazawa T. Comparison of adherence between fixed and unfixed topical combination glaucoma therapies using Japanese healthcare/pharmacy claims database: a retrospective non-interventional cohort study. BMC Ophthalmol. 2021;21(1):52. doi:10.1186/s12886-021-01813-w. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33478408/
  12. Kashiwagi K, Chono E, Koesters S, Yap PS. Persistence and treatment patterns of fixed combination drugs for glaucoma: a retrospective claims database study in Japan. BMC Ophthalmol. 2020;20(1):223. doi:10.1186/s12886-020-01508-8. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32522181/
  13. Tanihara H, Yamamoto T, Aihara M, et al. Ripasudil-brimonidine fixed-dose combination vs ripasudil or brimonidine: two phase 3 randomized clinical trials. Am J Ophthalmol. 2023;248:35-44. doi:10.1016/j.ajo.2022.11.017. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36410471/
  14. Inatani M, Kanamori A, Inai M, Ikeda T, Angeles R. Efficacy and safety of sepetaprost in patients with primary open-angle glaucoma or ocular hypertension: results from the randomised, phase 3 ANGEL-J1 study. Jpn J Ophthalmol. 2026;70(4):957-965. doi:10.1007/s10384-026-01350-3. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42298273/
  15. Araie M, Sugiyama K, Aso K, et al. Phase 3 clinical trial comparing the safety and efficacy of netarsudil to ripasudil in patients with primary open-angle glaucoma or ocular hypertension: Japan Rho Kinase Elevated Intraocular Pressure Treatment Trial (J-ROCKET). Adv Ther. 2023;40(10):4639-4656. doi:10.1007/s12325-023-02550-w. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37603205/
  16. 参天製薬. 緑内障・高眼圧症治療剤「セタネオ®点眼液0.002%」国内における製造販売承認を取得. 2025年8月25日/「セタネオ®点眼液0.002%」を日本で発売. 2025年10月23日. https://www.santen.com/ja/news/2025/2025_1/20250825 / https://www.santen.com/ja/news/2025/2025_1/20251023
  17. 参天製薬. 「ロープレッサ®点眼液0.02%」国内における製造販売承認を取得. 2026年6月19日/緑内障・高眼圧症治療剤「ロープレッサ®点眼液0.02%」発売のお知らせ. 2026年8月17日. https://www.santen.com/ja/news/2026/2026_1/20260619 / https://www.santen.com/ja/news/2026/2026_1/20260817
  18. Stone JL, Robin AL, Novack GD, Covert DW, Cagle GD. An objective evaluation of eyedrop instillation in patients with glaucoma. Arch Ophthalmol. 2009;127(6):732-736. doi:10.1001/archophthalmol.2009.96. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19506189/
  19. Tanito M, Mochiji M, Tsutsui A, et al. Factors associated with topical medication instillation failure in glaucoma: VRAMS-QPiG study. Adv Ther. 2023;40(11):4907-4918. doi:10.1007/s12325-023-02646-3. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37707675/
  20. Dubiner HB, Sircy MD, Landry T, et al. Comparison of the diurnal ocular hypotensive efficacy of travoprost and latanoprost over a 44-hour period in patients with elevated intraocular pressure. Clin Ther. 2004;26(1):84-91. doi:10.1016/s0149-2918(04)90008-2. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14996520/
  21. Diaconita V, Quinn M, Jamal D, Dishan B, Malvankar-Mehta MS, Hutnik C. Washout duration of prostaglandin analogues: a systematic review and meta-analysis. J Ophthalmol. 2018;2018:3190684. doi:10.1155/2018/3190684. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30363694/
  22. くすりの適正使用協議会. くすりのしおり「キサラタン点眼液0.005%」. https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=49566 (2026年9月30日閲覧)
  23. Kashiwagi K, Furuya T. Persistence with topical glaucoma therapy among newly diagnosed Japanese patients. Jpn J Ophthalmol. 2014;58(1):68-74. doi:10.1007/s10384-013-0284-2. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24408788/
  24. Okeke CO, Quigley HA, Jampel HD, et al. Adherence with topical glaucoma medication monitored electronically: the Travatan Dosing Aid study. Ophthalmology. 2009;116(2):191-199. doi:10.1016/j.ophtha.2008.09.004. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19084273/
  25. Shu YH, Wu J, Luong T, et al. Topical medication adherence and visual field progression in open-angle glaucoma: analysis of a large US health care system. J Glaucoma. 2021;30(12):1047-1055. doi:10.1097/IJG.0000000000001943. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34669680/
  26. 参天製薬. Santen Medical Channel よくあるご質問「チモプトール/チモプトールXE」(コンタクトレンズ装用までの時間). https://www.santen.co.jp/medical-channel/di/faq/DK022_faq.html (2026年9月30日閲覧)

電子添文の一覧(参考文献2)

URLは https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code= +コード(2026年9月23日閲覧)。

販売名コード
キサラタン点眼液0.005%00057445
トラバタンズ点眼液0.004%00053617
タプロス点眼液・タプロスミニ点眼液0.0015%00061944
ルミガン点眼液0.03%00057364
エイベリス点眼液・エイベリスミニ点眼液0.002%00070255
セタネオ点眼液0.002%00071814
チモプトール点眼液0.25%・0.5%00051544
チモプトールXE点眼液0.25%・0.5%00051545
ミケランLA点眼液1%・2%00053111
ハイパジールコーワ点眼液0.25%00051455
トルソプト点眼液0.5%・1%00045289
エイゾプト懸濁性点眼液1%00052976
アイファガン点眼液0.1%00060270
グラナテック点眼液0.4%00063293
ロープレッサ点眼液0.02%00072125
デタントール0.01%点眼液00047991
レスキュラ点眼液0.12%00053071
サンピロ点眼液00057469
ザラカム配合点眼液00058461
デュオトラバ配合点眼液00058714
タプコム配合点眼液00063640
ミケルナ配合点眼液00066523
コソプト配合点眼液・コソプトミニ配合点眼液00065423
アゾルガ配合懸濁性点眼液00062031
アイベータ配合点眼液00068279
アイラミド配合懸濁性点眼液00068693
グラアルファ配合点眼液00070636

Takeru Yoshimura, M.D., Ph.D.

たける眼科
takeru-eye.com
福岡市早良区「高取商店街」
西新駅/藤崎駅(福岡市地下鉄)

日本眼科学会 眼科専門医
医学博士(九州大学)

Takeru Yoshimura, M.D., Ph.D.

当ウェブサイトに掲載されている情報は、一般的な情報提供のみを目的としており、個別の医療アドバイスに代わるものではありません。ご自身の健康状態や治療に関するご質問は、必ず眼科専門医・医療専門家にご相談ください。

「症状」を“Googleする”:医療情報を正しくつかうために
https://takeru-eye.com/blog/04102021-never-google-your-symptoms/

目の炎症とは? https://takeru-eye.com/ocularinflammation/

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